布津駅
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布津駅(ふつえき)は、長崎県南島原市布津町貝崎1469-7にあった島原鉄道島原鉄道線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。線路を横断して二つのホームを結ぶ通路が設けられている。東側のホームに接して駅舎が置かれ、西側のホームには待合所が設置されている。無人駅となっている。
駅周辺
住宅が多い。海が近い。また付近の住宅地に独特な警報音の239号踏切がある。
国道251号に出て加津佐側に少し歩くと公衆便所があり、さらに歩くと坂の上にヤマザキショップがある。
利用状況
1日平均乗降人員は96人であった(2005年度、島原鉄道線内44駅中第30位)。
歴史
- 1922年(大正11年)4月22日 - 口之津鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 会社合併により、島原鉄道の駅となる。
- 1964年(昭和39年)9月1日 - 業務委託化。
- 1984年(昭和59年)10月1日 - 貨物営業廃止。
- 1985年(昭和60年)7月 - 現駅舎竣工。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 無人化。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 島原外港・加津佐間の廃線により、廃駅となる。