岡山県道166号美袋井原線

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岡山県道166号美袋井原線(おかやまけんどう166ごう みなぎ いばらせん)は、岡山県総社市美袋と井原市井原町を結ぶ一般県道である。

概要

路線データ

  • 起点:岡山県総社市美袋(国道180号交点 / 水内橋(東詰)交差点)
  • 終点:岡山県井原市井原町(国道313号交点 / 東南田交差点)
  • 総延長:

歴史

沿革

  • 2011年3月31日 - 本路線のバイパスの役割を担う市道志村百町線の2車線化が完了する。

路線状況

  • 井原市では改良が進み、井原市美星町星田地内を除き、普通車であれば何ら支障なく通れる一方、総社市では改良が進んでおらず、離合困難な区間が続く。起点部にある総社市の水内橋は、有効幅員が狭く車両の離合が困難な上、荷重制限(12トン)が設けられている[1]
  • 井原市美星町星田地内の未改良区間を迂回する形で、井原市美星町西水砂から井原市美星町星田の星田池前にかけて、井原市が合併特例債を活用して2車線化した市道志村百町線が走る。案内標識では市道志村百町線への誘導が図られている。
  • バイパス化による経路変更で、井原市西江原町の井原警察署の北方から井原市井原町にかけて、国道486号と並行する形となる。岡山県の財政状況から考えれば、井原市立西江原小学校付近からそのまま南下し、井原警察署東交差点で国道486号と接続させ、県道延長を短くさせたほうがよいのにもかかわらず、国道486号と並行する経路設定がなされている背景には、岡山県道291号黒忠井原線交点から大正橋西詰にかけて、1.5車線(歩道なし)であるため2車線化への拡幅が必要なこと、大正橋の老朽化が進んでおり改修が必要なこと、市中心部の井原町区間おける歩道のバリアフリー化や電線類地中化(電線共同溝)といった事業が将来的に必要となることが確実であり、それを井原市が引き受けて行なうことが困難であることが挙げられる。
  • 井原市西江原町地内では、沿道に興譲館高等学校と井原市立井原中学校があり通学路となるため、岡山県道291号黒忠井原線交点の東から大正橋東詰にかけて、一方通行の規制がある。午前7時から午前9時まで国道313号方面へしか通行できないため、通行には注意が必要。

重複区間

バイパス

  • 毘沙門バイパス(井原市野上町 - 井原市西江原町)
  • 戸倉バイパス(井原市西江原町)
  • 都市計画道路 曲水落諏訪線(井原市西江原町)
  • 都市計画道路 雄神東南田線(井原市西江原町 - 井原市井原町)

主な構造物

  • 水内橋(総社市) - 高梁川に架かる。荷重制限(12トン)あり[1]
  • 大正橋(井原市) - 小田川に掛かる。

地理

通過自治体

  • 岡山県
    • 総社市
    • 井原市

接続道路

  • 国道180号(総社市美袋 / 水内橋(東詰)交差点)
  • 岡山県道35号倉敷成羽線(井原市美星町宇戸谷)
  • 岡山県道293号宇戸谷高梁線(井原市美星町宇戸谷)
  • 岡山県道35号倉敷成羽線(井原市美星町宇戸谷)
  • 岡山県道48号笠岡美星線(井原市美星町三山)
  • 岡山県道48号笠岡美星線(井原市美星町三山)
  • 岡山県道77号美星高山市線(井原市美星町大倉)
  • 岡山県道407号野上矢掛線(井原市美星町星田)
  • 岡山県道407号野上矢掛線(井原市美星町星田)
  • 岡山県道291号黒忠井原線(井原市西江原町)
  • 国道313号(井原市井原町 / 東南田交差点)

並行する旧街道

ファイル:Sakusyu-kaido eisyoji ibara.jpg
「永祥寺」 門前の南にある道標。 (井原市西江原町才児)
各地より井原市美星町の中心部を形成する三山地区に通じていた道。
三山往来のうち、井原市中心部の近世山陽道西国街道)より備中松山(現:高梁市中心部。)を経て、作州こと美作国へ通じていた道。井原市西江原町の旧街道沿いにある永祥寺 門前の少し南に「作州 なりわ まつ山 道」と記された道しるべが遺されている。三山にて成羽(現:高梁市成羽町。)への道(成羽往来)と松山(現:高梁市中心部。)への道とに分かれる。本県道は、井原市美星町宇戸谷から井原市井原町にかけて並行している形となる。

見どころ

総社市
井原市

脚注

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出典 テンプレート:Reflist

参考文献

  • 岡山県道路台帳
  • 井原市関連各種郷土資料
  • 道路地図 各種

関連項目

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  1. 1.0 1.1 「水内橋補強工法検討に着手」、『建通新聞電子版』 岡山(2013年1月17日)、建通新聞社、2013年(平成25年)1月25日閲覧。