大阪国際見本市会場
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大阪国際見本市会場(おおさかこくさいみほんいちかいじょう)は、大阪市住之江区にある国際展示場。一般財団法人大阪国際経済振興センターが運営する。1985年に開業。インテックス大阪(Intex Osaka= International Exhibition Center)という愛称が付けられている[1]。
施設概要
「インテックスプラザ」(ドーム状の屋根空間)、「スカイプラザ」(開放空間)という名称の広場の周囲に1号館から6号館まで「コ」の字の形に6つの展示館が配置されている。内、5号館は主たるAゾーンと従たるBゾーン、6号館は各々同程度の規模であるA、B、C、Dの4つのゾーンで構成されている。また3号館には付帯展示場として屋外展示場が設けられている。
- 敷地面積12万8986平方メートル
- 延床面積13万2709平方メートル
- 総展示面積7万2978平方メートル
日本国内では、延床面積は東京ビッグサイト(東京都)、幕張メッセ(千葉県)に次いで3番目、総展示面積は東京ビッグサイトに次いで2番目の規模である。所在地は大阪市住之江区南港北1-5-102。
- 1号館(展示面積5,087.0m²)
- 正面入口(西ゲート)右手にあり、位置が他の展示館より入口手前に向かって突出している。
- 2号館(展示面積6,729.0m²)
- 1号館の奥にある。2号館と1号館の間には自動販売機コーナーやベンチが設置されている。
- 3号館(屋内展示面積5,119.0m²、屋外展示面積2,900.0m²)
- 2号館の奥にあり、屋外展示場を併設する。屋外展示場は駐車区画が引かれており、搬入出作業車両の駐車場としても使用される。館内は柱のない無柱空間である。また天井高が15mと他の展示館より高い。
- 4号館(展示面積6,729.0m²)
- 正面から見て3号館の左手にある。
- 5号館(Aゾーン展示面積4,728.0m²、Bゾーン面積1,625.0m²)
- インテックスプラザを挟んで2号館の隣にある。Aゾーンは地上1階の無柱空間、Bゾーンは地上3階。BゾーンはAゾーンの付帯施設であり、単独の使用はできない。Aゾーンでコンサートなどの催しを行う際にBゾーンはバックヤードとしての利用が可能。Bゾーン2階には300名収容の国際会議ホール、各種控室などを備えている。施設管理棟的役割のセンタービルと連絡通路で直結している。
- 6号館(Aゾーン展示面積9,679.5m²、Bゾーン展示面積9,679.5m²、Cゾーン展示面積10,535.0m²、Dゾーン展示面積10,167.0m²、)
- 3号館及び4号館の奥にある。全館中最大規模の建屋を4つの展示ゾーンに区切っている。地上階に通路を挟みA/Bゾーン、上階にC/Dゾーンがある。屋上には900台収容の来場者用駐車場を備える。
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東ゲート
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各館への案内板
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1号館西側外観
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2号館北側外観
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3号館北側外観
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4号館北側外観(搬入出口)
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5号館南側外観
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6号館1階通路
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6号館外観
屋上が駐車場になっている
主な催し物
- 大阪オートメッセ
- 大阪モーターショー
- 食博覧会(4年毎に開催)
- バリアフリー展
- インターモールド(金型加工技術展)
- こみっくトレジャー、コミックシティを含む大小様々な同人誌即売会
- フリマ王国、満腹王国などテレビ大阪・テレビ大阪サービスの企画・主導・主催により運営される一連のイベント
他、様々な催しが開かれている。
ドームツアーを行っていたGLAYは大阪ドーム(京セラドーム大阪)で2004年に発生した振動問題により2005年は本会場で公演を行った(「GLAY OSAKA 4DAYS.SPECIAL 2005“WHITE ROAD”」2005年3月)。
国際会議等実績
交通機関
鉄道
- ニュートラム南港ポートタウン線
- 中ふ頭駅下車 徒歩5分
バス
- 大阪市営バス 中ふ頭駅前停留所下車徒歩5分
- JR大阪環状線・大阪市営地下鉄中央線弁天町駅(弁天町バスターミナル)より44号系統(ポートタウン東駅前ゆき)で約23分
- 平日・土曜は約40分、休日には約60分間隔
- 大阪市営バス 見本市会場東口停留所下車すぐ
- 大阪市営地下鉄中央線・ニュートラム南港ポートタウン線コスモスクエア駅より17号系統(ポートタウン東駅前ゆき)で約3分
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Coord- ↑ 「インデックス」は誤記である。