三愛石油
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三愛石油株式会社(さんあいせきゆ、英文社名:SAN-AI OIL CO.,LTD)は、石油製品・液化石油ガスなどの販売、航空燃料の給油などを行っている理研グループの企業である。
特色として羽田空港の給油業務を独占して行っている。中部国際空港などにも運営社員を持っている。グループ企業は、自社ブランド「Obbli(オブリ)」、エクソンモービル、昭和シェル石油、ENEOS、東燃ゼネラル石油の特約店(ガソリンスタンド)を運営している。ENEOS等の主な元売系の特約代理店(元売系ディーラー)の老舗でもある。傘下にキグナス石油がある。
主力製品・事業
- 石油製品の販売
- LPガスの販売・天然ガスの供給
- 化学品の研究開発、製造販売
- 航空機への給油・給油施設の運営管理
- 不動産の賃貸
主要事業所
沿革
- 1952年(昭和27年)6月9日 - 市村清により会社設立。当時はスタンダード・バキューム(エクソンモービルの前身の一つ)の代理店だった。
- 1952年(昭和27年)10月 - 羽田空港において航空機への給油を開始。
- 1961年(昭和37年)10月2日 - 東証2部に株式上場。
- 1968年(昭和43年)8月 - 東証1部に指定替え。
- 1981年(昭和56年)6月 - 直営給油所を東京三愛石油など7社に譲渡。
- 1989年(平成元年)7月 - 自動車ディーラー「ユーノス三愛」を設立。
- 2002年(平成14年)4月 エネサンスホールディングスとLPガス配送業務について提携、フレンドリーサービスネットを設立
- 2002年(平成14年)10月 - 現地企業と合弁で佐賀ガス株式会社を設立し、佐賀市より市ガス事業を譲り受け、都市ガス事業に参入。
- 2004年(平成16年)12月 - 東燃ゼネラル石油とニチモウが保有するキグナス石油株式会社の全株式を取得。
- 2010年(平成22年)8月 羽田空港の国際化に伴う給油設備完成
- 2012年(平成23年)10月LPガス配送業務をエネサンスホールディングスの株式会社エネサンスサービスに全面移行
主要関係会社
国内グループ企業
- キグナス石油
- みちのく三愛石油 - 青森県・岩手県でガソリンスタンドを運営
- 関東三愛石油 - 宮城県・山形県・茨城県・栃木県でガソリンスタンドを運営
- 三愛石油販売 - 北海道・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・愛媛県・福岡県・佐賀県・熊本県でガソリンスタンドを運営
- 北陸三愛石油 - 富山県・石川県でガソリンスタンドを運営
- 佐賀ガス - 佐賀市営ガスを三愛石油が買収
- 東洋理研 - 化学製品の製造・販売を行っている
- 國際油化 - 石油製品・化学品・医薬品などの輸出入、販売