むつかけ

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むつかけは、有明海の干潟に生息するムツゴロウを捕るための漁法。

概要

干潮時に干潟の上で活動するムツゴロウをハリに掛けて捕る。 5メートル前後の竹竿ピアノ線のミチイトを使い、先端に取り付けた大きな掛け針を巧みに操りムツゴロウの体に針を掛ける。漁師はハネイタ(マスコミの広めたガタスキーの名で知られる)と呼ばれる道具を使って潮の引いた干潟の上を移動する。

2008年のNHKによるドキュメンタリー番組『こんなステキなにっぽんが 有明海の恵みとともに~佐賀県鹿島市~』[1]によれば、ここ30年来、新しくむつかけ漁師になった者はなく、現在では4名がむつかけ漁を続けるのみ、ということであったが、2010年には33歳の地元出身の男性が新たに漁の習得に挑んでいる様子が、同じくNHKによる『おはよう日本』(8月17日)で紹介された。

関連項目