天理よろづ相談所病院

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テンプレート:医療機関 天理よろづ相談所病院(てんりよろづそうだんじょびょういん)は、奈良県天理市にある病院。通称「憩の家」(いこいのいえ)。運営母体は、公益財団法人天理よろづ相談所。東和保健医療圏の地域がん診療連携拠点病院である。病院の基本理念は「病む人の“陽気ぐらし”をめざして」。

概要

天理教が出資する公益財団法人天理よろづ相談所・憩の家が運営。豊富な資金力を背景に最先端の医療機器や医師を揃え、近畿地方屈指の医療水準を持つ。天理教の教えに基づいて心と体の両面からの総合的医療を目指し1966年(昭和41年)4月1日開設された。総病床数は1001床で、うち815床が本院、残り186症が白川分院である。2006年(平成18年)1月16日、従来より数百メートル北側に5階建ての新外来診療棟がオープンし、外来診療はそちらで行われている。医療スタッフには天理教信者の家庭出身者が多く[1]、看護師の約90%は信者とされるが[2]医師は医局派遣を受ける性質上特別多いというわけではない。

もともと救急医療は行わない病院運営あったが近年方針転換し、救急医療を受け持つことになった。また、本院と外来棟及び白川分院間に距離があるため、それぞれを巡回するシャトルバスが運行されており、患者等の関係者はバスにより通院等ができる。

診療科目

本院:総合内科、呼吸器内科、循環器内科、 消化器内科、血液内科、 神経内科、内分泌内科、心療内科、小児科、精神神経科、皮膚科、腹部一般外科、呼吸器外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、腎透析科、麻酔科、放射線部(診断部門、治療部門、MRセンター、RIセンター)、 歯科、歯科口腔外科、救急診療科

白川分院:リハビリテーション科、精神科

年表

ファイル:Tenri Yorozu Hospital Gairai-tou.JPG
天理よろづ相談所病院の新しい外来棟
  • 1966年(昭和41年):天理よろづ相談所病院開設(当初許可病床600床)
  • 1967年(昭和42年):ICU開設(7床)
  • 1969年(昭和44年):別所別院開設(当初許可病床85床)
  • 1971年(昭和46年):CCU開設(2床)
  • 1976年(昭和51年):本院の南別館新築により許可病床数1001床となる。
  • 2003年(平成15年):白川分院開設これに伴い、本院の病床が815床となる。
  • 2005年(平成17年):別所分院閉院
  • 2006年(平成18年):新しく外来診療棟を開設。
  • 2011年(平成23年):救急診療科を新設。部長は循環器内科副部長の兼務。

出典

  1. 沢井製薬:病院ルポルタージュ天理よろづ相談所病院
  2. テンプレート:Cite journal

関連項目

外部リンク