久慈川
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久慈川(くじがわ)は、福島県および茨城県を流れる一級河川。久慈川水系の本流である。流路総延長527km(幹川124km,支川403km)。日本で有数の鮎の釣場として有名である。
地理
福島県と茨城県の県境にある八溝山の北側斜面に源を発する。八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、茨城県に入って大子町、常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぐ。
流域の自治体
名称の由来
久慈郡を流れることから付いたものである。久慈という地名は、奈良時代の『常陸国風土記』の記述に「古老のいへらく、郡より南近くに小さき丘あり。かたち、鯨鯢に似たり。倭武の天皇、よりて久慈と名づけたまひき」とあるのに由来するといわれている。