味の素ゼネラルフーヅ

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox 味の素ゼネラルフーヅ株式会社(あじのもとゼネラルフーヅ、AGF)は、味の素グループの東京都に本社を置く飲食料品の製造及び販売を手がける食品メーカー。コーヒーを中心とした飲料を強みとする。1998年までは、ペットフードも販売していた。

概要

1973年8月1日に設立。設立当初から、現在まで主に、コーヒーおよび関連食品の製造及び販売を手がけている。現在の出資比率は味の素(株)50%、アメリカ・モンデリーズ・インターナショナル50%。競合するメーカーとしては、ネスレ日本キーコーヒーUCC上島珈琲などが挙げられる。

工場

鈴鹿工場(AGF鈴鹿)
インスタントコーヒー・レギュラーコーヒー・ボトルコーヒーを製造。
関東工場(AGF関東)
レギュラーコーヒー・ボトルコーヒーを製造。

沿革

  • 1954年3月 創業。当時は「ゼネラル・フーヅ株式会社」(米国ゼネラルフーヅ社の日本法人)だった。
  • 1954年12月 現在アサヒ飲料で販売中のブランド「バャリース」のオレンジ、グレープ原液の発売を開始
  • 1960年 マキシムシリーズの母体となるインスタントコーヒー「マックスウェル」発売
  • 1968年 贈答用・コーヒーギフトセットを発売
  • 1971年 フリーズドライ製法によるインスタントコーヒー「マキシム」発売
  • 1972年 「ゲインズ」ブランドでペットフード事業に参入。ドライタイプで強みを発揮。
  • 1973年8月 味の素と米国ゼネラルフーヅ(のちに旧・クラフトフーズ、現・モンデリーズ・インターナショナル)との合弁によって現在の「味の素ゼネラルフーヅ株式会社」が設立される
  • 1974年 クリーミングパウダー「マリーム」の発売を開始
  • 1977年 インスタントコーヒー「マックスウェル」のバリエーションとして「マックスウェル・ブレンディ」発売(のちに"マックスウェル"の冠名が取れ、独立して"ブレンディ"の名称になる)
  • 1977年 バレンシアオレンジほか3種類の果汁による瓶入り粉末ジュースフルーティ」発売開始
  • 1978年2月 レギュラーコーヒーシリーズ「マスターブレンド」発売開始
  • 1979年頃 米ゼネラルフーヅ社の商品で炭酸の入ったはじけるキャンデーテレパッチ(1995年販売終了)」をライセンス発売(のちにテレパッチの持つ刺激を強化した「ドンパッチ」(2000年販売終了)のライセンス販売も開始。これが「はじける菓子」のブームとなり、明治製菓などの同業メーカーから「ガムパッチ」や、はじける綿飴「わたパチ」などが相次ぎ発売された。
  • 1982年4月 業務用レギュラーコーヒーの発売開始
  • 1982年8月 高級インスタントコーヒー「グランデージ」発売
  • 1985年 マキシムブランドのレギュラーコーヒー発売開始
  • 1988年5月 ボトルシリーズ(ブレンディボトルコーヒー、紅茶物語ボトルティー)発売開始
  • 1988年8月 インスタントティー「新茶人」発売
  • 1990年3月 「ブレンディ 缶コーヒー」シリーズ発売(発売元はカルピス株式会社) 缶コーヒー市場に参入
  • 1997年 マルチビタミン飲料「ビタホット」発売
  • 1998年5月 缶コーヒーシリーズ「ブレンディ 挽きたてカフェ」発売(発売元はカルピス株式会社)
  • 1998年「ゲインズパックン」「ゲインズキャッティ」ブランドのペットフード事業をユニ・チャームに譲渡[1]
  • 2000年 ブレンディブランドのレギュラーコーヒー発売開始
  • 2001年2月 ブレンディ・ドリップパック・レギュラーコーヒー発売(パッケージを組み立ててお湯を注ぐだけでレギュラーコーヒーが簡単に味わえる)
  • 2002年2月 マキシム・ハンディードリップ発売
  • 2002年3月 マキシム・インスタントコーヒー・袋入り発売
  • 2002年10月 ブレンディ・インスタントコーヒー・袋入り発売
  • 2003年2月 ブレンディ・ティーシリーズ発売
  • 2003年3月 マキシムカフェメニュー・チルドコーヒー発売
  • 2007年9月 業界初の特定保健用食品(トクホ)の肩書きを得たペットボトル入りコーヒー飲料「ブレンディ 香るブラック」(280mlペットボトル。2009年2月に「ブレンディプラス ブラック」に改名)発売開始
  • 2008年9月 ミルク入りコーヒー飲料、およびボトル型缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得た「ブレンディ 香るコーヒー&ミルク」(275gボトル缶。2009年2月に「ブレンディプラス コーヒー&ミルク」に改名)発売開始
  • 2009年4月 ブレンド系缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得たCVS限定「ブレンディプラス 微糖タイプ」(185g缶)発売開始
  • 2009年9月 「ブレンディプラス 微糖タイプ」をリニューアルし商品名を「ブレンディプラス 缶」(185g缶)に改名。これに伴い「ブレンディプラス ブラック」(280mlペットボトル)と「ブレンディプラス コーヒー&ミルク」(275gボトル缶)はそれぞれ廃止。
  • 2010年3月 「ブレンディ 挽きたてカフェオレ カロリーハーフ」(185g缶)発売開始
  • 2013年8月 インスタントコーヒーに微粉砕豆をコーヒー濃縮液に安定的に投下・混合、フリーズドライ化し、レギュラーコーヒーに匹敵する味と香りを実現した「<マキシム> トップグレード ハイブリッド」発売開始[2]

提供番組

現在
  • 木曜劇場フジテレビ) - 2011年4月現在90秒の筆頭スポンサー。2008年3月までは60秒、2010年4月から9月までは120秒だった(7月1日は90秒)。クレジットは隔月で味の素本社と交互に出している(奇数月がAGF担当)が、クレジットにキャッチコピーの「Coffee Please AGF」のアナウンスが付いている。また、J-オイルミルズのCMも流していることもある。
  • 大沢悠里のゆうゆうワイドTBSラジオ) - 番組内トークコーナー「AGF 悠里のおしゃべりカフェ」提供。コーナーのオープニング(概ね9:40頃)ではコーヒーをカップに注ぐ音が流れ、パーソナリティーの大沢悠里による、「さ、ここで、一息入れませんか?」のナレーションが入る(グラスに氷を入れて注ぐ音の夏バージョンもある)。ゲストには商品詰め合わせを進呈し、その模様も流れ、大半のゲストが「あー嬉しい。毎朝飲んでいるから良かったです」という反応が聞かれる。
  • くにまるジャパン文化放送) - 2011年1月4日より番組内コーナー「Blendy stick ブレイクタイム」(11:50頃 - 11:55頃)提供。
  • ほっとするわ関西テレビ放送他) - 2014年1月6日~。一社提供スポンサーを務めるミニ番組。

このほか、他の味の素提供番組(例として「笑顔がごちそう ウチゴハン」などがある)内で稀に流される。

過去
  • TBS木曜8時枠の連続ドラマ(TBS系) - 提供クレジットは味の素であっても、実際には当社のCMが流れる確率が高く、1ヶ月平均で味の素を遙かに上回っていた。
  • TBS金曜9時枠の連続ドラマ(同上) - こちらも提供クレジットは味の素だが、こちらはほぼ5分5分の割合(1回につき当社と味の素のCMを1本ずつ)で流されていた。
  • 関口宏の東京フレンドパークIITBS) - 30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い(2009年3月23日をもって月曜18:55の放送終了<平日19時台の「総力報道!THE NEWS」帯編成に伴う木曜19:55へ放送時間変更>を機に降板。この30秒枠分は2009年4月以降土曜19時へ移ったフジテレビ系の番組へ提供枠ごと移動されている。しかし、「潜入!リアルスコープハイパー」の放送中2013年10月改編より30秒削られた。削られた30秒分は「FNNスーパーニュース」の全国ネットニュースパートへ再度枠を移動している。)。
  • 水曜プレミア(TBS系)-30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。

CM出演者

過去(架空のキャラクターを含む)

外部リンク

脚注

テンプレート:Reflist
  1. 正確には同社子会社で創業事業の建材事業が移管されたユニ・タイセイに、親会社のペット事業ともども移管された。ユニ・タイセイはユニ・ハートス→ユニ・チャームペットケアを経て2010年に親会社のユニ・チャームに吸収合併され、社内カンパニーのペットケアカンパニーとなっている。
  2. “インスタント×レギュラー”のいいとこ取りNEWコーヒー「〈マキシム〉トップグレード ハイブリッド」新登場 インスタントコーヒーなのに、まるでレギュラーコーヒーの味・香り! - 味の素ゼネラルフーヅ 2013年7月8日(2013年10月7日閲覧)
  3. ちなみにバットマンの声は竹中直人が担当していた。