茶志内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年3月22日 (土) 18:02時点におけるNisanyongo (トーク)による版 (利用状況)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

ファイル:茶志内駅出入り口.jpg
昔の姿が残る改札口と集札口(2004年7月)
ファイル:Chashinai eki.jpg
1976年の茶志内駅と周囲1㎞範囲。上が函館本線旭川方面。かつて旭川方踏切付近から、北東方向(右上)の日東にあった三菱鉱業茶志内炭鉱へ向けて、畑の中を斜めに真っ直ぐに敷かれた専用線が分岐していたが、並行して敷かれていた道だけが残されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

茶志内駅(ちゃしないえき)は、北海道美唄市茶志内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線である。JR北海道の駅番号A17

駅名の由来は、アイヌ語の「チャシ・ナイ(砦・川)」と言われているが、周囲に砦があった痕跡は無い。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅。かつては島式ホーム2面4線の構造であったが、駅舎側の1線が廃止され、駅舎から駅舎寄りのホームへは跨線橋なしで入ることが可能になった。

現在は無人駅であるが、貨物列車が発着していたため1997年まで駅員が配置されていた。

貨物取扱

現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。

かつて、駅の東側には新日本石油美唄油槽所があり、その荷役設備へ続く専用線もあった。この路線は石油輸送に使用されていたため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送列車が運行されていた。統廃合により油槽所が閉鎖されることになったため、2002年平成14年)6月3日の到着、翌4日の貨車の返送を最後に専用線は廃止された。

駅周辺

小さな集落がある。

利用状況

  • 2011年度の1日平均乗車人員は29人である。
乗車人員推移
年度 1日平均人数
1951 732[1]
1960 691[2]
2000 38
2001 35
2002 42
2003 35
2004 108
2005 28
2006 18
2007 22
2008 19
2009 24
2010 26
2011 29

歴史

隣の駅

北海道旅客鉄道
函館本線
美唄駅 (A16) - 茶志内駅 (A17) - 奈井江駅 (A18)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Navbox
  1. 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、市制申請書による年間乗車 総数の365日平均。
  2. 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、美唄駅統計資料による年間乗車 総数の366日(閏年)平均。
  3. JR北海道:特急「スーパーカムイ」出火 運行取りやめ - 毎日新聞 2013年5月5日