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千粒重(せんりゅうじゅう)とは、農学、農業、あるいは流通において、子実を用いる農産物などの品質を決める指標の一つで、文字通り、子実千粒の重量を示したもの。通常グラム表記にする。
米の場合、不完全粒を除いた完全粒の精玄米の状態で測定する[1]。
千粒重は日本米の場合、20 - 25グラムの範囲になり、品種により異なる[1]。例えば、
- 酒造用でも、とくに大粒になる品種(山田錦など)で28g前後
- 通常の酒造用(五百万石や美山錦など)で26g前後
- 精米用(コシヒカリやササニシキ)で22g前後
となる。千粒重は条件により1 - 2グラムの増減がある[1]。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 『土壌・肥料学2 作物栄養・肥料学』文英堂出版、村山登など1984年、p.197