クルックシャンクス

テンプレート:特筆性 クルックシャンクス（Crookshanks）は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空のネコである。3巻、4巻、5巻、6巻、7巻に登場する。

性別は雄。体毛は赤みかかったオレンジ色で、非常に大柄でガニマタ、そして鼻が壁にぶつかったように潰れている。そのためかペットショップでは全く買い手が現れなかったが、3巻でハーマイオニー・グレンジャーが購入し、以降彼女のペットになる。

作者のホームページ上の記述や『幻の動物とその生息地』で、クルックシャンクスはただのネコではなく、魔法生物・ニーズルとの雑種であることが確認されている。ニーズルは非常に頭がよく、その血を受け継ぐクルックシャンクスも同様に頭が良い。

3巻では初対面にしてスキャバーズの正体を見破り、スキャバーズに襲いかかったが、スキャバーズの飼い主であるロン・ウィーズリーはこれをよく思わず、クルックシャンクスを忌み嫌った。後に黒犬に変身したシリウス・ブラックと接触し、シリウスの依頼を受けてスキャバーズを捕らえようとした（これを避けるためにスキャバーズが逃亡したが、その時、ロンは「クルックシャンクスがスキャバーズを食べた」と思い込み、ロンとハーマイオニーの仲が一時的に険悪になっていた）。

映画版では、第3作と第5作に登場した。テンプレート:ハリー・ポッターシリーズ