上永谷駅
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上永谷駅(かみながやえき)は、神奈川県横浜市港南区丸山台一丁目にある、横浜市交通局(横浜市営地下鉄)ブルーライン(1号線)の駅である。駅番号はB09。 横浜市営地下鉄の上永谷車両基地に繋がり、乗務員交替がおこなわれる拠点駅である。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。2階に改札口とコンコース、3階にホームが作られている。なお、1号線では唯一の高架駅である(新横浜-あざみ野間開業以前は1・3号線通じて唯一の高架駅であった)。
出口は南側の二階から上永谷歩道橋を経て駅前広場に抜ける1番出口、北側のマンションとペデストリアンデッキで直結している2番出口、北側の一階に出る3番出口、南側の一階に出る4番出口の4箇所が設けられている。開業当初は現在の3番出口と4番出口のみ設けられたが、広場の整備に伴い、1983年(昭和58年)11月に現在の1番出口が設置された。また2007年(平成19年)に駅北側にマンションが新築され、これと駅2階とを結ぶペデストリアンデッキが同年3月に完成した。
のりばは北側を1番線として、下表の通りである。
ホーム | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Colorブルーライン | 戸塚・湘南台方面 | 1番線は当駅始発用 |
3・4 | テンプレート:Colorブルーライン | 横浜・あざみ野方面 | 3番線は当駅始発用 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
駅の南方に上永谷車両基地があるため、当駅発着の列車が存在する。休日のあざみ野方面発当駅終着列車の多くは、湘南台行きに連絡する形になっている。また、駅南の戸塚方高架下には横浜市交通局の上永谷変電所がある。 テンプレート:-
利用状況
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[1] |
---|---|
1998年 | 15,611 |
1999年 | 15,545 |
2000年 | 15,754 |
2001年 | 16,070 |
2002年 | 16,318 |
2003年 | 16,554 |
2004年 | 16,409 |
2005年 | 16,683 |
2006年 | 16,917 |
2007年 | 17,242 |
2008年 | 18,552 |
2009年 | 18,868 |
2010年 | 18,625 |
2011年 | 18,617 |
2012年 | 18,718 |
2013年 | 18,916 |
駅周辺
- イトーヨーカドー上永谷店
- ベルセブン
- いずみプラザ
- 京急メモリアル上永谷斎場
- 港南図書館
- 貞昌院
- 永谷天満宮
- 横浜市立南高等学校
- 横浜市立東永谷中学校
- 横浜市立永野小学校
- 横浜市立丸山台小学校
- 京急キッズランド上永谷保育園
- 横浜市道路局港南土木事務所
- 環状2号線
路線バス
- 上永谷駅前、上永谷駅
歴史
- 1976年(昭和51年)9月4日 - 開業。
- 1983年(昭和58年)11月 - 現在の1番出口を設置。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 当駅から舞岡駅まで延伸。
- 1998年(平成10年)3月30日 - エレベーターの使用開始。
- 2006年(平成18年)9月4日 - 2番出口の改修工事を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2012年(平成24年)5月1日 - docomo Wi-Fiによる、無線LANサービス開始
駅名の由来
駅所在地の旧地名「上永谷町」から採ったもの。
隣の駅
- 横浜市営地下鉄
- テンプレート:Colorブルーライン(1号線)
参考文献
- 横浜市交通局『横浜市高速鉄道建設史』、横浜市交通局、1987年