常豊信号場
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常豊信号場(つねとよしんごうじょう)は、北海道十勝郡浦幌町常豊にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の信号場である。
信号場の構造
2線を有する単線行き違い型の信号場。通票交換で使用していた短いホーム(相対式)が残っている。通票閉塞時代の名残と思われるが、過去に旅客扱いをしたことがないにもかかわらずプラットホームに駅名標が立っている珍しい信号場である。この駅名標は国鉄時代に作られたものであるが、民営化の際には他のJR北海道の駅の駅名標と同じ仕様のものに交換されている。現在は自動閉塞となっているため、このホームが使われることはない。
上下で本線が分かれており、上り本線が一線スルーとなっている。信号の構成上、下り列車も上り本線に入ることができるようなっているが、通常はそのような扱いはされない。そのため下り列車は必ず信号場の前後で減速することとなる。
周辺
集落などは存在しない。
歴史
- 1966年(昭和41年)9月30日 - 日本国有鉄道の信号場として設置。係員配置。
- 1971年(昭和46年)8月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
隣の駅
参考文献
- 北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』