東田中駅 (茨城県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東田中駅(ひがしたなかえき)は、かつて茨城県石岡市東光台三丁目7番16号にあった、鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅である。2007年4月1日、鹿島鉄道線の廃止にともない廃駅となった。現在は、関鉄グリーンバス(かしてつバス)のバス停留所となっている。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ東西に走りホームはその北側に設けられていた。無人駅で駅舎はないが、ホーム上には入口と一体化した簡易な屋根付きの待合所があり、改札の柵も設置されていた。
駅周辺
石岡市郊外の住宅街に位置し、駅の南側に石岡市石岡運動公園が隣接。駅の北西200メートル足らずの国道355号手前に茨城県立石岡商業高等学校があり、当駅も高校生に利用された。国道355号線沿いにはロードサイド型店舗が立地する。
歴史
- 1964年(昭和39年)11月18日 - 鹿島参宮鉄道の駅として開業。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併して関東鉄道が発足。同社鉾田線の駅となる。
- 1979年(昭和54年)4月1日 ‐ 鉾田線が鹿島鉄道に分社化。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 廃止。
- 2010年(平成22年)8月30日 - かしてつバス停留所開業。
現況
バス専用道化工事によって、ホーム等は全て撤去された。 2010年8月30日、かしてつバス専用道開通に伴い、駅跡地に停留所が開業。