中強羅駅
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中強羅駅(なかごうらえき)は、神奈川県足柄下郡箱根町にある箱根登山鉄道鋼索線(箱根登山ケーブルカー)の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面1線を有する地上駅。急斜面の場所であるがホームは階段状でなくスロープとなっている。線路の両側にホームがあり、停車したケーブルカーは両側の扉を開ける。
無人駅であり、自動券売機はなく乗車駅証明書発券機が設置してある。
なお、箱根登山鉄道の表示看板やパンフレットでは各駅の標高が示されており、かつては668mと表記されていたが、2013年の再調査で654mに訂正されている[1]。
利用状況
2008年度の1日平均乗車人員は68人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 155 [2] |
1999年 | 139 [3] |
2000年 | 123 [3] |
2001年 | 108 [4] |
2002年 | 87 [4] |
2003年 | 72 [5] |
2004年 | 62 [5] |
2005年 | 57 [6] |
2006年 | 60 [6] |
2007年 | 64 [7] |
2008年 | 68 [7] |
その他の特徴
箱根登山鉄道鋼索線には、軌道内に高速で動くケーブルがあり危険なことから、一般の者が利用可能な踏切は存在しない[8]。公園下駅・公園上駅ではアンダークロスする道路が設置されているが、当駅には存在しない(以前は関係者専用の踏切があったが廃止された)。旅客は利用するホテル等の施設がある側のホームでの乗・降車をするほか、線路を横切る時には列車停車中に車内を通行することが案内されている。
駅周辺
歴史
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 中強羅駅 - 箱根登山鉄道