ミーハー

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ミーハーとは、世の中の流行芸能人の動静に熱中したり、影響を受けやすかったりするような者に対しての呼称である[1][2][3]。通常はカタカナで「ミーハー」と表記するが[1]、かつてはみいはあ[1]みいはあ族[4]などと呼ばれた事もあった。

昭和初期に生まれた俗語であり、テレビが普及し始めた1950年代後半、大宅壮一が唱えた「一億総白痴化」とほぼ時期を同じくして用いられた。元々は低俗な趣味や流行に夢中になっている[4][5]教養の低い者や[5]、そのような人を軽蔑して言う蔑称で[4][5]、特に若い女性のことを指していた[3]。現在では男性にも使われる言葉である。最近の用法としては、「ある事象に対して(それがメディアなどで取り上げられ)世間一般で話題になってから飛びつく」という意味でのものがほとんどである。

語源

ミーハーとは、1927年(昭和2年)に公開された松竹映画『稚児の剣法』でデビューした林長二郎(後の長谷川一夫)のファンのために作られた言葉である[6]。松竹は林のデビューに当たり、当時で二万円という巨費を投入してこの美貌の俳優を売り出した。林はたちまち若い女性の間で大人気となり、彼女らが好きな「つまめ」と「やし長二郎大好き人間」を揶揄してできたキャッチフレーズが「ミーハー」だった[7]

文献によってはみいちゃん・はあちゃんの略[1][2][8]として、

  • 当時の女性の名前は「みよ」「はな」など[4]「み」「は」で始まる名前[3]が多かったことから。
  • みいはあを音階のドレミファとかけたもの[4]
  • 英語の「Me」「Her」から。

などの説も唱えられている。

後に、音階のミファより高い「ソーラー族」なる単語も生まれたが、世間には浸透しなかったという。

脚注

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関連項目

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  • 『週刊サンケイ臨時増刊 大殺陣 チャンバラ映画特集』(昭和51年、サンケイ出版)
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