肥後伊倉駅
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|} 肥後伊倉駅(ひごいくらえき)は、熊本県玉名市伊倉北方にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1942年建築の木造駅舎があったが、2012年3月に旧駅舎の隣に新駅舎が完成した。互いのホームは跨線橋で連絡している。
2010年4月1日から簡易委託駅となった。それ以前は九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅であり、POS端末が設置されていた。近距離きっぷの自動券売機が設置されている。
のりば
(駅舎側) | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 大牟田・博多方面 |
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(反対側) | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 熊本・八代方面 |
駅周辺
- 熊本県道167号肥後伊倉停車場線 - 駅前ロータリー起点の道路
- 伊倉北八幡宮
- 伊倉南八幡宮
- 唐人舟つなぎ銀杏
- 四位官郭公墓
- 吉利支丹墓碑
- 本堂山宇佐一族の墓
- 伊倉郵便局
- 伊倉宮の前(いくらみやのまえ)バス停 - 産交バスのバス停、1.5Kmほど離れた場所にある
歴史
- 1935年(昭和10年)4月3日 - 鉄道省が開設。開設当初の駅本屋は現在の熊本側端部に存在した。現在の駅本屋は2代目である。
- 1982年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 簡易委託化。
- 2012年(平成24年)3月 - 新駅舎落成。
- 2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCA対応。
駅名の由来
開業時の地名(玉名郡伊倉町)が由来。「伊倉駅」は他にはないが、この駅の開業時に伯備線に同じ読みの井倉駅があった事から「肥後伊倉駅」と命名された。
「伊倉(いくら)」の「イ」は湧水、「クラ」は「岩場」を表し、「岩場のある川港」と言う意味である。古くから菊池川や木葉川に面した水の豊富な土地で、中世にはこの地の川港が他国との貿易で栄え、特に中国からの貿易船がこの地に頻繁に訪れたことから「唐人町」や「唐の平」と言う地名が残っている。
加藤清正が菊池川の河川を切り替えて広く干拓するまでは、「伊倉の川港」は菊池川港の一つであったと言う。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- テンプレート:Color快速「くまもとライナー」
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「くまもとライナー」