リズモー
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リズモー(リズモアとも表記する、英語:Lismore)はオーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州北東部に位置する都市である。市名はスコットランド西部のリズモー島に由来する。
歴史
19世紀中葉から白人の入植が始まり、リッチモンド川の水運を利用し周辺酪農農家のマーケット・タウンとして発展した。第二次世界大戦後の1946年に市となり、1954年には英連邦元首エリザベス2世が訪問している。1963年、リズモー出身のカトリック神父の斡旋で日豪間では初めて奈良県大和高田市と姉妹都市提携した。 近年酪農業は衰退気味だが、亜熱帯雨林ツアーで有名な観光都市、またサザンクロス大学を有する学園都市として変貌を遂げている。
地理
リズモー市はニューサウスウェールズ州の最北部、リッチモンド川流域の内陸後背地に位置する。州都シドニーよりクイーンズランド州の州都ブリスベンやゴールドコーストに近い。気候は亜熱帯性である。