シミ・スカイウォーカー
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シミ・スカイウォーカー(Shmi Skywalker)は、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』新三部作に登場する架空の人物。日本語版の吹き替えは鈴木弘子が担当した。
概要
主人公、アナキン・スカイウォーカーの母親。アナキンの父親は存在しない(本人も妊娠するような覚えはないと言っている)。諸説あるが、アナキンはフォースによって生み出されたと考えられている。惑星タトゥイーンで部品屋を営んでいるワトーの奴隷であったが、息子のアナキンは9歳の時、その類まれなるフォースを見出され、ジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンに解放される(シミの発言によると、アナキンが旅立った時期はアナキンの10歳の誕生日に近かったらしい)。後に自身も、タトゥイーンの砂漠で水分農場を営むクリーグ・ラーズに解放され、結婚した。
しかし、アナキンがタトゥイーンを離れて10年後、水分凝結機にできるキノコを取ろうと朝方に家を出た時、原住民のタスケン・レイダーにさらわれる。クリーグらが助けに行ったが失敗し、アナキンが助けにきた時にはタスケン・レイダーによる拷問を受け、すでに衰弱し切っていた。死の間際に、成長したアナキンの姿を見て思い残すことは無いと、アナキンに抱かれたまま絶命する。シミの死がその後のアナキンの運命に大きく影響をもたらすこととなる。