頒暦商社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2009年3月28日 (土) 15:24時点における219.167.44.217 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

頒暦商社(はんれきしょうしゃ)は、明治時代初期に官暦の発行を独占的に行っていた組織。

明治5年(1872年)、文部省主導の下で江戸時代の暦師(弘暦者)を集めて組織された。明治5年11月9日太陽暦改暦の詔が出され、頒暦商社は大きな損害を受けたが、代わりに明治6年から10年間の官暦出版の独占権を認められた。

明治16年にその期限が切れ、同時に版権が神宮司庁(伊勢神宮)に移されるとともに頒暦商社は「林組」に改組した。明治16、17年は神宮司庁より官暦の製造・頒布を委託されたが、明治18年より独自の暦を製造・頒布するようになった。テンプレート:Japanese-history-stub