メーサーイ郡

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テンプレート:Coor title dms テンプレート:Infobox メーサーイ郡タイ北部のチエンラーイ県にある郡の一つ。

名称

街とミャンマーを隔てる川、サーイ川のタイ語、メー・サーイから来ている。

歴史

917年、シンハナワットクマーン年代記にはマハープロム王がタイ族を率いて入植したとの記録がある。ただし、20世紀に入るまでは入るまではただの寒村でしかなく、1930年代までメーチャン郡の一部であった。1939年チエンセーン郡からタムボン・メーサーイとタムボン・ポーンパーが独立してメーサーイ分郡となった[1]。1950年5月1日には昇格しメーサーイ郡となった[2]

2011年3月24日、タチレク近郊がマグニチュード6.8のミャンマー地震に襲われ、遠く離れたチェンライまで被害が出るほどで、メーサーイ郡も大きな被害を出した。

地理

カム川サーイ川に挟まれた平地に位置し、西側には山が広がる。市街地はサーイ川を挟んでミャンマーのタチレクに面しており、タチレクとは経済的に密接な関係にある。

国道一号線(パホンヨーティン通り)の最終地点が郡内を南北に通り、同道路の最終地点となっている。

経済

米だけでなく、ストロベリーなどのフルーツの生産がさかんである。また貿易に携わる職業に就く人も多い。

治安

ミャンマー側から麻薬の密輸が行われるため、国境警備隊による監視、摘発が行われている[3]

行政区分

郡は8のタムボンに分かれ、さらにその下位に92の村が存在する。郡内には่自治体(テーサバーン)が置かれており以下のようになっている・

  • テーサバーンタムボン・メーサーイ・・・タムボン・メーサーイ、タムボン・ウィエンパーンカムの一部
  • テーサバーンタムボン・フワイクライ・・・タムボン・フワイクライの一部

また郡内には8つのタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)が設置されている。以下は郡内のタムボンの一覧である。

  1. タムボン・メーサーイ・・・ตำบลแม่สาย
  2. タムボン・フワイクライ・・・ตำบลห้วยไคร้
  3. タムボン・コチャーン・・・ตำบลเกาะช้าง
  4. タムボン・ポーンパー・・・ตำบลโป่งผา
  5. タムボン・シームアンチュム・・・ตำบลศรีเมืองชุม
  6. タムボン・ウィエンパーンカム・・・ตำบลเวียงพางคำ
  7. タムボン・バーンダーイ・・・ตำบลบ้านด้าย
  8. タムボン・ポーンガーム・・・ตำบลโป่งงาม

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:チエンラーイ県の郡
  1. テンプレート:Cite journal
  2. テンプレート:Cite journal
  3. メーサーイの国境沿いで銃撃戦、麻薬グループ7人を射殺タイ通(2012年7月16日)2012年7月21日閲覧