キノボリ科
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キノボリ科 (キノボリか、学名 テンプレート:Sname) は、鳥類スズメ目の科である。キノボリ(木登)と呼ばれる。
特徴
オセアニア区のオーストラリアと、1種のみがニューギニアに生息する。
全長13–17cm。足に鋭い爪があり、それを引っ掛けて木の幹や枝の上を走ることができる。キバシリにも同様の習性があるが、キバシリと異なり、尾が短く支えに使うことはできない。
系統と分類
ニワシドリ科と姉妹群で、合わせてニワシドリ上科を形成する[1]。Sibley分類ではコトドリ上科に含められていたが、系統的には分離される。ニワシドリ上科は、スズメ亜目の中でコトドリ上科の次に分岐した系統である。
下位分類
国際鳥類学会議 (IOC) によると2属7種からなる[2]。