ディノ・ゾフ
テンプレート:サッカー選手 ディノ・ゾフ(Dino Zoff, 1942年2月28日 - )は、イタリア出身の元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはゴールキーパー。
人物
「氷のゴールキーパー」の異名を持つイタリアを代表する守護神。ユヴェントス在籍時の1973-1974シーズンに1974年西ドイツワールドカップのハイチ戦でゴールを許すまで1143分間連続無失点記録を樹立している。その活躍もあり、1973年のバロンドール投票では、レフ・ヤシンが1963年に受賞した以外でキーパーの単独最高となる2位に入っている。
ユヴェントス在籍時にセリエA、コッパ・イタリア、UEFAカップウィナーズカップなどの栄冠を手にしている。また40歳にしてイタリアが優勝した1982年W杯で代表キャプテンを務め、チームをまとめた。「老いぼれ」と揶揄される中、パオロ・ロッシらと共に見事優勝し「ゴールキーパーはワインと同じ。年を重ねるほど味が出る」との名言を残す。全世界歴代ゴールキーパーで3本の指に入ると賞されている。セリエA通算出場570試合は2005年にパオロ・マルディーニが塗り替えるまで最多だった。
引退後はイタリア五輪代表監督を務め、1989年から古巣ユヴェントスを率いてUEFAカップとコッパイタリアで優勝した。1990年からはラツィオで監督を務め、1994年からは同クラブの会長に就任。1998年にイタリア代表監督に就任すると、EURO2000でフランスに敗れたものの準優勝に導いた。その後再びラツィオの監督に復帰したが、2001年9月に成績不振で解任された。2005年1月から6月まではフィオレンティーナの監督を務めた。
1999年、 ワールドサッカー誌の20世紀の偉大なサッカー選手100人で47位に選出された。
所属クラブ
- 1960-1963 テンプレート:Flagicon ウディネーゼ
- 1963-1967 テンプレート:Flagicon ACマントヴァ
- 1967-1972 テンプレート:Flagicon SSCナポリ
- 1972-1983 テンプレート:Flagicon ユヴェントス
代表歴
監督歴
- 1986-1988 テンプレート:Flagicon オリンピックイタリア代表
- 1988-1990 テンプレート:Flagicon ユヴェントス
- 1990-1994 テンプレート:Flagicon SSラツィオ
- 1996-1997 テンプレート:Flagicon SSラツィオ
- 1998-2000 テンプレート:Fb
- 2001 テンプレート:Flagicon SSラツィオ
- 2005 テンプレート:Flagicon フィオレンティーナ