岩村駅
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岩村駅(いわむらえき)は、岐阜県恵那市岩村町にある明知鉄道明知線の駅である。
同町には恵那南高等学校岩村校舎があるため、朝夕は通学客で賑わう。2004年3月29日まで、腕木式信号機が稼働していたが、2006年4月11日に構内にて腕木式信号機を「産業遺産」として復活させ、駅員の指導の下で見学者が実際に動かせるモニュメントとした。
駅構造
上り線と下り線が斜交いに向き合う2面2線の相対式(千鳥式)ホームを持つ地上駅。明知線内唯一の列車交換(行違い)可能駅となっている。有人駅である。
駅舎内には「御用承り処」と称する観光案内所がある。
駅周辺
基本的には住宅地だが、広い駅前広場を持つ。徒歩3分ほどで岩村町商店街に出る。
- 岩村地域振興事務所(旧・岩村町役場)
- 岩村城跡
- 中馬街道
- 岩村本通り(重要伝統的建造物群保存地区)
- 恵那市立岩邑小学校
- 恵那市立岩邑中学校
- 岐阜県立恵那特別支援学校(旧岐阜県立岩村高等学校)
- 国道257号
- 国道363号
- 国道418号
バス
歴史
- 1934年(昭和9年)1月26日 - 国有鉄道明知線阿木駅 - 当駅間開通時に開業。一般駅。
- 1974年(昭和49年)12月1日 - 車扱貨物・チッキの取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1985年(昭和60年)11月16日 - 明知鉄道に転換。
- 2004年(平成16年)3月29日 - 閉塞方式変更により、腕木式信号機使用停止。
その他
- 2001年(平成13年)に「中部の駅百選」に選定された。