建築科
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建築科(けんちくか)は、工業高等学校や工業科のある高等学校、あるいは職業訓練施設(普通職業訓練)などで建築の設計・施工などの基本的な知識と技術を修得させる学科。
高等学校
工業科の専門科目のうち、「建築構造」、「建築施工」、「建築構造設計」、「建築計画」、「建築法規」、「建築製図」、「建築実習」などを中心に学習し、建築設計、構造力学、建築材料及び環境等の基礎基本を学ぶ。
建築士法第15条に基づき、高等学校の建築または、土木の課程を卒業した場合は、建築に関する実務経験3年以上で二級建築士の受験資格が発生する[1]。
職業訓練施設(普通職業訓練)
職業訓練施設(普通職業訓練)では、例えば、岐阜県立国際たくみアカデミー職業能力開発校に住宅科(修了後5年以上の実務経験で二級建築士の受験資格)が、岐阜県立国際たくみアカデミー木工芸術スクールに木工・建築科建築工匠コース(修了後3年以上の実務経験で二級建築士の受験資格)が設置されている。
設置する職業能力開発校の例
- 八代高等職業訓練校
- 阿見町高等職業訓練
- 結城地区建設高等職業訓練
- 真壁地区建設高等職業訓練
- 阿波徳島高等職業訓練
- 県立産業技術専門校高鍋校
- 日向地区高等職業訓練校
- 宮崎高等技術専門校
- 佐倉共同高等職業訓練校
- 成田共同高等職業訓練校
- 岐阜県立国際たくみアカデミー職業能力開発校
- 上小高等職業訓練校
- 長野共同高等職業訓練校
- 長野地域職業訓練センター
- 諏訪高等職業訓練校
- 中高高等職業訓練校
- 中野地域職業訓練センター
- 飯岳高等職業訓練校
- 中信職業訓練センター
- 建設訓練センター(松本市)
飯田高等職業訓練校、山武共同高等職業訓練校に - 建築大工科が、長崎県職業能力開発協会には建築機械整備科ある