法句経

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テンプレート:基礎情報 書籍 テンプレート:Sidebar法句経』(ほっくぎょう)、または『ダンマパダ』(Dhammapada)は、原始仏典の一つで、釈迦の語録の形式を取った仏典である。語義は「真理の言葉」といった意味であり、原始仏典の中では最もポピュラーな経典の一つである。『スッタニパータ』と共に原始仏典の、最古層の部類とされる。

パーリ語版はパーリ語経典の「小部」に収録されており、漢訳は大蔵経の「本縁部」に収録されている。パーリ語の日本語訳として、中村元訳『ブッダの真理のことば・感興のことば』、友松円諦訳『法句経』が有名である。

パーリ語だけでなく、サンスクリット語でも同様の経典が『ウダーナヴァルガ』(Udânavarga)として存在する(漢訳として竺仏念訳『出曜経』等がある。なお、上記の『ブッダの真理のことば・感興のことば』には、パーリ語版、サンスクリット語版の両方が訳出されている)。説一切有部によって編纂されたとされ、詩句が大幅に増広されており、思想的に見てもパーリ・ダンマパダよりは後に成立したとされている。

日本への伝来

ダンマパダは漢訳仏典『法句経』として伝来していたが、「小乗のお経」と認識され、ほとんど顧みられる事の無かった歴史がある。漢訳の大蔵経では本縁部に収録されている。ダンマパダに日が当たるようになったのは明治期以降であり、ヨーロッパでの仏教研究でダンマパダが重要文献として扱われていた影響が大きい。

書誌情報

邦訳

英訳

パーリ語原典

関連文献

関連項目

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外部リンク

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