萩原駅 (愛知県)
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テンプレート:駅情報 萩原駅(はぎわらえき)は、愛知県一宮市萩原町串作にある、名古屋鉄道尾西線の駅。
駅構造
4両編成まで対応した2面2線の相対式ホームを持つ地上駅。交換可能駅であり、電車の行き違いを行っている。かつては有人駅であったが、現在は無人駅で、駅集中管理システムが導入されている。名鉄一宮方面ホームに駅舎があり、自動券売機や自動改札機、乗り越し精算機などの設備がある。
トランパス導入前の旧駅舎は1950年に建設された民衆駅で、2階部分に一宮市役所萩原支所が一部入居していたこともあった[1]。構内は一宮方面が単式1面1線、津島方面が島式1面2線だったが、近年使用されていなかった津島方面の側線及びポイントが駅舎改築と同時に撤去され、レールの一部が残っていたが現在は残っていた全てのレールも撤去され枕木のみ残っている。ホームにはトイレと非常電話が設置されている。上屋は1番線が約1両分、2番線が約2両分。
旧駅舎時代は自動券売機が1台設置されていたが、自動改札機はなかった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■尾西線 | 下り | 名鉄一宮行き |
2 | ■尾西線 | 上り | 森上・津島方面 |
- Hagiwara-sta home.jpg
駅構内
- 萩原駅に残るレール.jpg
線のレール撤去前の様子
- 萩原駅撤去後.jpg
側線のレール撤去後の様子
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2010年度では1,174人である。尾西線の駅では、22駅中9位である。
駅周辺
萩原商店街が執り行うチンドン祭りでチンドン屋が来る際、当駅はその会場の最寄り駅であるため、開催時は多くの乗客が利用する。また、駅周辺は歌手の舟木一夫の出身地でもあり、ROCK'N ROLLふるさとの歌詞でも歌われている。
- 愛知県一宮市役所萩原町出張所
- 萩原郵便局
- 萩原商店街
- 舟木一夫生家跡
- 萩原町郷土資料館(舟木一夫資料館/記念館)
- 萩原小学校
- 愛知文教女子短期大学附属萩原幼稚園
- 国道155号
- 美濃路・萩原宿
- 一宮市循環バス i-バス尾西南コース「萩原駅」バス停
- 苅安賀自動車学校スクールバス(萩原・尾西コース)乗場
- 萬葉公園
- 萬葉公園高松分園
- 樫の木文化資料館(佐藤一英が世の平和を願って樫の木文化論を唱えて、保存を呼び掛けた樫の木の民具を収蔵)
- 中華そば 華丸
歴史
- 1899年(明治32年)7月18日 - 開業
- 1955年(昭和30年)3月 - 駅舎改築[1]。無人化される2007年まで使用された。
- 1968年(昭和43年)5月12日 - 特急停車駅となる。
- 1969年(昭和44年)7月6日 - 準急停車駅に降格。
- 1970年(昭和45年)12月25日 - 普通停車駅に降格。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。