先行者

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テンプレート:中華圏の事物 テンプレート:独自研究 先行者(せんこうしゃ、テンプレート:Zh2)は中華人民共和国湖南省西部の長沙市にある国防科学技術大学の研究室で開発された二足歩行ロボットテンプレート:External media

中国初の人型ロボットとして発表されたのは2000年11月29日である[1]。二足歩行ロボットの開発は1990年以前からされていた。

電源や制御は外部に依存しており、本体は主に駆動部で構成されているが、駆動のためのモーターが細長いために関節部分からのはみ出しが目立つ外見となっている。

海外(主に日本)からの注目

日本では歩行中の動画[2]がテレビで放送されたほか、インターネット、特に2001年3月3日に侍魂というウェブサイトにて、ジョークを交えて『最先端ロボット技術』と書かれたことで有名になった。

股関節部分のはみ出しにより、前部に砲門が装備されているかのように見えたことからネットアイドルに祭り上げられ、中華キャノンというネタ[3]に発展し、それを題材にしたCGムービーやゲーム、小説などの同人作品が作られている。尚、股間に武装と云うアイディアは大型ロボットには各種搭載されていた[4]が、小型のロボットとしては、メディアに登場したものは『聖戦士ダンバイン』に登場したオーラバトラーレプラカーンが初めてとなる。

その人気から2002年ROBO-ONEには開発者2名が招かれた。同年、雑誌『ネットランナー』の付録として「中華キャノン」の名でプラモデル化されている。製作は青島文化教材社[5]。シルチョフ兄弟社の『日本製先行者開発プロジェクト』サイトにて開発されたFLASHシューティングゲーム『先行者ゲーム』や『先行者3D』という無料同人オンラインゲームも存在しており、オンライン版は3Dのポリゴン製の本機を用いた対戦型となっている。シルチョフ兄弟社製作ゲームに共通する特徴として、"股間標準武装はガトリング"、"支援ミサイルを背部に装着できる"、"股間ビーム砲に強化パーツを装着して中華大キャノンと云う強力な攻撃が可能になる"、"両腕の箆はドリルを装着可能"等といった独自強化、そして"支援物資の輸送コンテナの形状は先行者本機の頭部の流用"と云う、反則的なモノになっている[6]

対戦格闘ゲームコンストラクタM.U.G.E.N1.0対応配布データとして、GN先行者(GN-Pioneer)が存在する。1P用(自機)色は白系統、2P(相手)色は赤系統になっている。更に、老朽化しながらも破損箇所を改修した設定のGN先行者修復版(GN-Pioneer-R)のデータも存在する[7]。尚こちらの機体の中華キャノンは、原型機の股間鼠頸節付根の駆動モータ部がビーム砲化されているので原型機のそれに合わせて2門実装されている[8]

『‎ぷにぷに☆ぽえみぃ』、『りぜるまいん』、『いぬかみっ!』、『ネギま!?』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『生徒会役員共』、出口竜正版『アベノ橋魔法☆商店街』(第2話の閃光のシャー) といった、日本の漫画やアニメにも、ネタの一環として出演を果たしている。

性能

  • 高さ - 1.4m
  • 重量 - 20kg
  • 歩行速度 - 毎秒2歩
  • 機能 - 会話機能
  • 操作 - 光ファイバーによる遠隔操作

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

  • 中国初の人型ロボット、発表 - 人民日報(2000.11.29、ウェブ魚拓によるインターネットアーカイブ)
  • 現在はニコニコ動画にて先行者(本物)が視聴可能。
  • このネタの人気の発端は同サイトに投稿された、元の写真を切り張りして作られたアイコラGIFアニメ(?)だった。尚このアニメの作者は後に同人ゲーム化された際にプレイヤの上官となる王(ワン)大尉のCVを担当し、流暢な中国語を披露している。
  • 巨大艦クラスの変形ロボットの股間部には対空迎撃用の武装としての機関砲等が装備される事は当たり前の様に存在していた。例えば、アイアンギアー(『戦闘メカ ザブングル』)やイデオン(『伝説巨神イデオン)』等は股間装甲部上部に対空機関砲を装備しているし、マクロス(『超時空要塞マクロス』の"強攻型"形態では、"要塞艦"形態では副砲となる部分が一基股間部に位置する。)。
  • これをプロデュースしたのは実はアオシマの『スカイネット』で『勇者王ガオガイガー』等の勇者ロボのモデル化もプロデュースしている人である。
  • 但しそのチートとも思える設定武装ではあるが、実際の効果としては見た目よりも貧弱(中ボスクラス以上では中華大キャノンでさえも一撃では倒せなくなる)で、敵機の攻撃を武装に一発食らうと即使用不能になる。先行者頭部流用の支援コンテナもまた同じで、耐久力はゼロに等しい。
  • これらの元ネタは『ガンダムエクシア』で、元ネタと同じTRANSAM機能も実装されている。
  • 但し、修復版(-R)は左側の砲門が使用不能らしく砲門口径内に黒ベタが施されている。