豊洲駅

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テンプレート:駅情報 豊洲駅(とよすえき)は、東京都江東区豊洲にある、東京地下鉄(東京メトロ)・ゆりかもめである。

東京メトロの有楽町線と、ゆりかもめの東京臨海新交通臨海線(路線愛称そのものが「ゆりかもめ」)が乗り入れ、接続駅となっている。両社局とも駅番号が制定されており、有楽町線が「Y 22」、ゆりかもめが「U-16」である。

歴史

駅構造

東京メトロ

テンプレート:駅情報

島式ホーム2面4線の構造を持つ地下駅である。改札階(地下1階)とホーム階(地下3階)の間にはコンコース階(地下2階。売店はこの階にある)が挟まる。改札階には定期券売り場が設置されている。

当初の計画では、当駅の新木場寄りから住吉押上方面に向かって支線が分岐することになっており、当駅の構造はそれに備えたものとなっている[1]。しかし支線着工の目処が立たないため、支線用に設けられた内側2線部分は長らく線路も敷設されないままで、ホームには柵が設置されていた。

2006年にゆりかもめの開業に伴う地下通路の新設工事と出入口の増設工事が行われた。これによって切符売り場が工事前の位置から移動され2面になった。さらに2007年には自動改札機や案内装置の一部移設が行われた。

ゆりかもめ開業後、利用客が増加しているため、東京メトロでは混雑緩和のための改札の増設、階段・エスカレーターの増設・移設などの改良工事を2013年9月の完成を目処に実施している[2]。この工事に伴い、支線用に用意されていた乗り場の柵を撤去して上下ホーム間を結ぶ仮設の渡り板を設置し、2009年10月からホームの一部として供用していたが、線路を敷設したうえで折り返し線ホームとして整備する方針[3]が固まったため、2012年9月12日に閉鎖された。

その後の駅改良工事にともない、上下ホーム間の線路予定地に線路が敷設された。これに伴い2013年3月1日より従来の2番線を4番線に改称し、新たに降車専用ホーム(新しい2番線)と3番線が設置された[4]

2013年3月16日のダイヤ改正により平日朝に当駅止まりの列車が2本設定され、2番線と3番線は引き上げ線として供用されている。なお、2・3番線は新木場方面には繋がっておらず、トンネルは住吉方面にカーブしている。

この他に月島寄りに引き上げ線があり、車両の留置や折り返しが可能である。こちらも改良工事に伴い1線から2線に増設された。基本的には運用の間合いで車両が留置されるが、車両トラブル発生時に該当列車が入線したこともある。

1番線の発車標は、先発列車のみを表示するものである[5]

ゆりかもめと乗り換える場合は豊洲シエルタワーからシエルタワーのシエルコートを通ってシエルコート直結出入口を利用する。

2013年(平成25年)10月26日から、1・4番線においてホームドア発車メロディが使用を開始した。2・3番線についても同年12月28日にホームドア・発車メロディが使用開始された[6]

のりば

番線 路線 行先
1 Y 有楽町線 新木場方面
2 降車専用ホーム
3・4 Y 有楽町線 池袋和光市森林公園飯能方面

テンプレート:-

発車サイン音

株式会社スイッチの制作である。

1番線=たんとんとん - 塩塚博の作曲である。
2番線=(降車専用のため無し)
3番線=フラワートレイン - 通常時は使用しない。
4番線=きらめくホーム - 以前和光市駅で使用されていた。

ゆりかもめ

テンプレート:駅情報 島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札階は道路上にあり、その上にホームがある。

2006年3月27日有明駅から延伸開業し、新たに終着駅となった。将来計画として勝どき方面への延伸がある。このため、軌道は将来の延伸を見越して先端部が晴海通り方向に曲がっている。

定期券売り場が設置されているが、これは当駅までの延伸時に有明駅から移転したものである。また、駅員配置駅でもある[7]

のりば

番線 路線 行先
1・2 テンプレート:Colorゆりかもめ 国際展示場正門台場新橋方面

テンプレート:-

利用状況

  • 東京メトロ - 2013年度の1日平均乗降人員175,147人(前年度比 9.3%増)、同社の駅では東京駅に次ぐ第11位である[* 1]
    • 2000年代に入るまでは1日平均乗降人員が5万人前後で推移していたが、ゆりかもめとの乗換駅になった2005年度からは大幅な増加を記録し、2007年度には11万人を越えた。さらに2011年度には15万人を越え、他の東京メトロ線と接続しない有楽町線の駅では第1位となっている。
    • 2006年時点の推計では、2016年度の1日平均乗降人員は193,000人に達すると予測されている[* 2]
  • ゆりかもめ - 2010年度の1日平均乗車人員8,197人である[* 3]

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員(1992年 - 2000年)

年度別1日平均乗車人員[* 3]
年度 営団
1992年(平成テンプレート:04年) 24,901
1993年(平成テンプレート:05年) 28,274
1994年(平成テンプレート:06年) 27,449
1995年(平成テンプレート:07年) 28,279
1996年(平成テンプレート:08年) 26,981
1997年(平成テンプレート:09年) 25,945
1998年(平成10年) 26,562
1999年(平成11年) 26,044
2000年(平成12年) 26,395

年度別1日平均乗降・乗車人員(2001年 - )

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 3]
年度 営団 / 東京メトロ ゆりかもめ
1日平均
乗降人員[* 4]
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2001年(平成13年) 26,704 未開業
2002年(平成14年) 25,589
2003年(平成15年) 50,588 25,243
2004年(平成16年) 51,190 25,910
2005年(平成17年) 58,197 29,318 3,600
2006年(平成18年) 84,470 43,784 5,221
2007年(平成19年) 110,635 54,918 7,161
2008年(平成20年) 122,789 61,129 7,556
2009年(平成21年) 131,069 65,175 8,180
2010年(平成22年) [* 1] 138,876 69,460 8,197
2011年(平成23年) [* 1] 154,214
2012年(平成24年) [* 1] 160,196
2013年(平成25年) 175,147
利用状況の出典

テンプレート:Reflist

駅周辺

テンプレート:Main 駅前すぐのところに豊洲駅前交差点があり、都道日比谷豊洲埠頭東雲町線都道環状三号線都道豊洲有明線の3路線が交差する。

豊洲は東京湾6号埋立地に形成された街であり、2010年現在、IHI(旧:石川島播磨重工業)東京造船所跡地などを利用した大規模再開発が進められている。東京都策定の街づくり方針案によれば、完成すると、将来的には就業人口約33,000人・居住人口22,000人となる見込みである[8]

バス路線

駅前のバスターミナルと駅前交差点部に「豊洲駅前」停留所があり、都営バス東京空港交通の路線バスが発着する。

バスターミナル

現在、バスターミナルが工事中のため、各のりばは豊洲駅交差点周辺に移設されている。

駅前交差点部

豊洲(ららぽーと豊洲)

水上バス

いずれもららぽーと豊洲にある豊洲停留所から発着する。

隣の駅

東京地下鉄
Y 有楽町線
月島駅 (Y 21) - 豊洲駅 (Y 22) - 辰巳駅 (Y 23)
ゆりかもめ
テンプレート:Color東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)
新豊洲駅 (U-15) - 豊洲駅 (U-16)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:鉄道路線ヘッダー テンプレート:Navbox テンプレート:Navbox

テンプレート:鉄道路線フッター
  1. 一部自治体の構想ではこの分岐線を「東京直結鉄道」と称している。
  2. 豊洲駅の改良工事について - 東京地下鉄 2009年10月14日
  3. テンプレート:Cite web
  4. 有楽町線豊洲駅で中線の入線試運転|鉄道ニュース|2013年3月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp
    実際には2月28日中に旧2番線の案内板に張り紙で「4」の表記がなされており、2月28日のうちに実質的に改番されている。
  5. これは池袋 - 月島間と辰巳の各駅も同様である。
  6. テンプレート:PDFlink 東京メトロプレスリリースより
  7. 有明駅は当駅延伸時に無人化された。
  8. 「豊洲1〜3丁目地区まちづくり方針」の策定について - 東京都都市計画局(現・東京都都市整備局) 2001年10月10日


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