鵜殿村
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鵜殿村(うどのむら)は、三重県最南端にあった村。消滅するまで日本で一番面積の小さい村で、日本で一番人口密度の高い村でもあった。大字はなく、小字はあったが行政地名ではないので住所の表記では村名の次に地番がきた。
熊野川の河口をはさんで和歌山県新宮市と相対する小さな村で、同市のベッドタウンであり、紀州製紙の工場が村域の一割ほどをも占める企業城下町であった。2006年1月10日に紀宝町と合併し、新しい紀宝町の一部となった。
地理
三重県最南端、熊野川の河口に位置する。村の面積は小さく河口近くのわずかな部分を占めるのみである。
隣接していた自治体
歴史
産業
地域
教育
交通
鉄道
村を東海旅客鉄道(JR東海)の紀勢本線が走り、鵜殿駅が置かれている。鵜殿駅から紀州製紙工場まで専用線が延びている。