永遠のナギ節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年6月20日 (木) 15:07時点におけるBankuBot (トーク)による版 (Wikipedia‐ノート:ネタバレ系テンプレートの使用 テンプレートの再度貼り付けは2週間ほどお待ちください)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

永遠のナギ節(えいえんのナギせつ)とは、ファイナルファンタジーXの世界で、召喚ユウナが「シン」の根源であるエボン=ジュを討ち果たし、「シン」が永遠に存在しなくなってからのスピラの暦のことである。永遠のナギ節が訪れたことで、スピラは1,000年あまり続いた死の螺旋から解放されたことになる。

歴代のナギ節

ユウナレスカが究極召喚によって「シン」を倒したのを最初に、これまでに4度のナギ節が訪れている。しかし、いずれも数ヶ月から数年後に「シン」は復活し、束の間の安息に終わった。僅かな期間のナギ節とはいえ、「シン」を倒した偉大な召喚士を称え、それぞれのナギ節には彼らの名前を冠している。

  • ガンドフのナギ節(約400年前)
  • オハランドのナギ節(約230年前)
  • ヨンクンのナギ節(約100年前)
  • ブラスカのナギ節(約10年前)

エボン=ジュ

1000年前のザナルカンドを統治していた召喚士エボンの魂(化身)。「シン」はエボン=ジュを守るための鎧のような存在であり、エボン=ジュは「シン」の体内に存在している。エボン=ジュ本体は、球体で虫のような形をしている。かつてのエボンの人格は残っておらず、ただひたすら「夢のザナルカンド」を召喚するだけの存在となっている。

「シン」を倒した究極召喚獣にエボン=ジュが乗り移ることにより、新たな「シン」となる。しかし、すぐに新たな「シン」として活動を開始するわけではなく、大量の幻光虫のエネルギーを再び集めなくてはならないため、しばらくの間は身を潜めている。この新たな「シン」が復活するまでの期間がナギ節となる。ユウナはバハムートの祈り子からこの事実を知り得て、究極召喚を用いずに「シン」を倒した。これにより、永遠のナギ節を達成したのである。

ちなみに、エボン=ジュとのバトルではメンバー全員が自動的にリレイズ状態になるが、これは実質的にその前のジェクト〜召喚獣との戦いがラストバトルであり、エボン=ジュ戦はエンディングの一環という認識であるとスタッフが語っている。当初はエボン=ジュ戦の最中にスタッフロールを流すという案も検討された。

死の螺旋

シンが現れている期間とナギ節が堂々巡りになることから、「シン」が初めて現れてからユウナがエボン=ジュを倒すまでのスピラの歴史をまとめて「死の螺旋」と呼んでいる。

関連項目