平成16年台風第6号

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平成16年台風第6号(へいせい16ねんたいふうだい6ごう、アジア名:ディアンムー〔Dianmu(電母)、命名国:中国、意味:電気の母〕)は、2004年に発生し、日本各地に大きな被害をもたらした台風のひとつである。

概況

2004年6月13日21時にカロリン諸島において、熱帯低気圧が台風第6号に変わった。台風はゆっくりと北上し、発生から3日間で「大型で非常に強い」勢力にまで発達した。その後もさらに北上して、奄美群島付近の海域を通過し、21日9時半ごろに、強い勢力のまま高知県室戸市付近に上陸した。上陸時の勢力は中心気圧965hPa、最大風速35m/sで、6月の台風としては統計を取り始めた1951年以降最強のものである。その7時間後、21日13時過ぎに兵庫県明石市付近に再上陸した。さらに21日午後には京都府舞鶴市付近を通って日本海へ進み、能登半島の沿岸、佐渡沖を通って22日3時に津軽海峡の西において温帯低気圧に変わった。

記録

最大風速

  • 室戸岬で43.7m/s
  • 南大東島で28.6m/s

最大瞬間風速

  • 室戸岬で57.1m/s
  • 南大東島で48.7m/s

18日から22日にかけての期間降水量

  • 三重県、高知県、徳島県で400mm超
  • 九州地方から東海地方にかけての太平洋側で300mm超

テンプレート:日本上陸日時が早い台風

外部リンク

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テンプレート:2004年の台風