広島県道35号音戸倉橋線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox road 広島県道35号音戸倉橋線(ひろしまけんどう35ごう おんどくらはしせん)は広島県呉市音戸町引地1丁目と同市倉橋町鹿老渡(かろうと)を結ぶ主要地方道である。
概要
国道487号昇格の際、国道487号にならなかった広島県道36号音戸沖美線の一部(呉市音戸町引地1丁目 - 呉市音戸町早瀬1丁目間)と広島県道35号呉倉橋島線の一部(呉市音戸町藤脇2丁目 - 呉市倉橋町本浦間)、そして広島県道284号鹿老渡本浦線の全線が一本の県道に統合され、1994年(平成6年)に成立した。
広島県道285号宮ノ口瀬戸線および広島県道286号中大迫清田線とは呉市道により接続。したがって広島県最南端の有人島・鹿島へは県道路線は通じていない。
路線データ
- 起点:呉市音戸町引地1丁目(国道487号交点)
- 終点:呉市倉橋町鹿老渡
- 総延長:約25.7 km
路線状況
改良が済んでいるのは起点 - 呉市音戸町早瀬1丁目間および呉市倉橋町釣士田 - 呉市倉橋町本浦間。したがって倉橋島東岸を通る国道487号よりは道路事情は良い。また、呉市音戸町藤脇から呉市倉橋町釣士田にかけてバイパス(トンネルあり)の計画があり、一部着手されている。
地理
通過する自治体
- 広島県
- 呉市
接続道路
- 国道487号(呉市音戸町引地1丁目、呉市音戸町早瀬1丁目 - 呉市音戸町藤脇2丁目間重用)
- 広島県道283号倉橋大向釣士田港線(呉市倉橋町釣士田〔りょうしだ〕 - 呉市倉橋町宇和木間重用、呉市倉橋町本浦)
主要施設
名所・旧跡・観光地
呉市倉橋町桂浜には日本最古の洋式ドックの跡がある。