HC-20
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HC-20は、エプソンが1982年7月にリリースしたハンドヘルドコンピュータである。
日本初のハンドヘルドコンピュータであり、当時136,800円で発売され注目された。 25万台を売り上げ、その後も後継機種がリリースされた。 マイクロソフト製BASICを内蔵。内蔵電池により最大約50時間の連続稼動が可能とされている。プログラムは、マイクロカセットに保存・読み出しが可能。 2014年2月現在、専用インクリボンとロール紙が入手可能。
また、海外ではHX-20として販売された。 類似商品としてTRS-80 Model 100が、1983年にリリースされている。
専門誌として、日本ソフトバンク・出版事業部より、「Oh! HC」が季刊で発行されていた。
諸元
- CPU:日立製 6301 614kHz(モトローラ 6800互換)
- デュアルCPU構成
- メモリ:
- ROM:32Kバイト(標準) 最大40Kバイト
- RAM:16Kバイト
- キーボード:タイプライタ型 68キー
- 液晶表示部:
- テキスト20桁×4行
- 文字フォント:5×7ピクセル
- グラフィック:120×32ピクセル
- プリンター:24ドット インパクトドットマトリクス方式
- 拡張インタフェイス:カートリッジ、オーディオカセット、バーコードリーダー RS-232C、シリアル
- 電源:内蔵ニッケルカドミウム電池、ACアダプタ (100V)
- 外形寸法:(W)290×(D)215×(H)44mm
- 重量:約1.6kg