児島湖
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テンプレート:Infoboxテンプレート:ウィキプロジェクトリンク 児島湖(こじまこ)は岡山県岡山市南区と玉野市にまたがる人造湖である。
概要
児島湾の湾奥を締切堤防によって締め切って造られた人工湖である。締切堤防の総延長は1,558mである。児島湾周辺の干拓によって増加した農地の用水確保と塩害防止、低湿地の排水と干拓堤防の強化を目的として造成された。ダム湖を除いた人造湖としてはオランダのアイセル湖に次ぐ世界で2番目の広さを持つ。
日本でもっとも水質汚染の激しい湖沼のひとつとされ、春先から夏場にかけては湖一帯で悪臭の発生することがある。湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。
地理
岡山県の南部に位置する。岡山市街地にも近く、瀬戸内海にもほど近い。
歴史
- 1951年 国営児島湾沿岸農業水利(締切堤防)事業として着手。
- 1959年 児島湾を締切り、淡水化。締切堤防部は児島湖交通産業株式会社管理の有料道路として供用。
- 1974年10月1日 堤防道路が無料化される。
- 1985年12月 湖沼水質保全特別措置法による指定湖沼に指定される。
- 1987年1月 第1期湖沼水質保全計画を策定。
- 1992年3月 第2期湖沼水質保全計画を策定。
- 1997年3月 第3期湖沼水質保全計画を策定。
- 2002年3月 第4期湖沼水質保全計画を策定。