水国事件
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テンプレート:出典の明記 水国事件(すいこくじけん)は、1923年(大正11年)3月、奈良県の水平社と国粋会とが衝突した事件。水国争闘事件ともいう。
概要
奈良県磯城郡川西村(現・川西町)にて、一人の老人が被差別部落出身者の婚礼に対して差別的言動を行い、それに対する水平社の謝罪要求に対し、国粋会幹部であった土建業者が介入、水平社に対して襲撃をかけた。双方とも奈良県内外から援軍を動員、水平社側の4人が重軽傷を負った。官憲や軍隊が鎮圧して水平社側35人、国粋会側12人が有罪となった。襲撃に熱心だった国粋会側よりも水平社側に重罪判決が多く、この事件以降水平社運動、融和運動が全国的に隆盛した。