高遠焼

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高遠焼長野県高遠町(現伊那市)にて焼かれる陶器文化9年(1812)年に城内に水を引くための土管を焼かせるために窯を開いたのが始まり。その後は御庭焼として重宝された。明治10年に衰退、昭和初期に一旦廃窯の憂き目に遭うが、昭和50年に陶工、唐木米之助が復興させた。

高遠焼の特徴は釉薬にあり、特に原料の粘土が赤土であるために彩りを出すため釉薬を二重掛けしているのが特徴。使用される釉薬は緑釉に白釉、深い青を出す瑠璃釉、そして高遠名物のコヒガンザクラに因んだ桜色の桜釉も使われる。 現在では登窯も使用し、年に一回焼かれている。テンプレート:Asbox