アグロ カネショウ
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アグロ カネショウ株式会社は、東京都港区に本社を置く農薬会社。
提携先である三井物産が同社株式を2割超保有している。
沿革
- 1951年 - 櫛引大吉により創業。本社を東京都千代田区大手町(世界経済ビル)に置く。硫酸ニコチンを輸入販売。社名を兼商株式会社に改称。
- 1956年 - 埼玉県所沢市に工場、倉庫、研究室を新設。
- 1958年 - 本社を千代田区丸の内(丸ビル)に移転。
- 1959年 - 兼商化学工業株式会社を設立。販売特約店組織全国兼商会発足、以降毎年総会開催。園芸技術懇談会(略称園懇)を開催。
- 1960年 - 青森兼商販売株式会社を設立。以降、順次全国各地に11販売会社設立。全国的な販売網を整備。
- 1972年 - 関連会社ユニー株式会社設立。
- 1975年 - 兼商株式会社所沢市に事務所を新築。
- 1983年 - 千葉県印旛郡富里町(現富里市)に試験圃場開設。新潟県上越市に直江津工場新設。
- 1984年 - 所沢市に研究棟を新築
- 1985年 - 兼商株式会社と兼商化学工業株式会社との合併により、新社名アグロ カネショウ株式会社に改称。
- 1990年 - 本社を千代田区丸の内(国際ビル)に移転。
- 1994年 - 本社を港区赤坂(シャスタ・イースト)に移転。東海支店に静岡支店を統合。
- 1995年 - 所沢市に生物研究棟を新築。
- 1997年 - 近畿支店に中国支店を統合し、西日本支店に改称。
- 1999年 - ドイツ連邦共和国シュターデにヨーロッパ支店を開設。
- 2000年 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 2002年 - 三井物産株式会社との合弁会社セルティスジャパン株式会社設立。
- 2003年 - 北海道支店を札幌営業所に改称。子会社KSTをベルギーに設立。
- 2004年 - 三和化学工業株式会社を買収、子会社化。
- 2011年 - 福島工場が東日本大震災で被災するも、福島第一原子力発電所事故の影響で調査遅滞[1][2]。
脚注
- ↑ 「東北地方太平洋沖地震」による影響について(PDF)
- ↑ 東日本大震災による被災状況について (第二報)(PDF)
関連会社
- カネショウ ソイル トリートメント