モンリュソン
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テンプレート:Communefra モンリュソン(Montluçon)はオーヴェルニュ地域圏アリエ県の郡庁所在地。
歴史
モンリュソンは、中世に、シェール川の曲がり目に突き立った地形が防衛上の観点から評価され、建造された都市である。11世紀にモント・リュシイ(Monte Lucii)にブルボン家が城を立てたとある記録が最古の言及である。この城は同家によって14世紀に城と城壁が再建された。
1529年にフランス王領に組み込まれた。のち、1791年に郡庁所在地となった。
フランス産業革命期には、運河や鉄道による交通の便やコマントリー炭鉱に近いことなどの利点を活かし、飛躍を遂げた。この都市の住民は1830年には5000人であったが、1950年には50000人となった。
産業
炭鉱の枯渇にともない、伝統的な製鉄業やガラス製造業に代わり、化学産業、電機産業などへの転換が行われている。
観光
- ブルボン家の城(Château des ducs de Bourbon)
- ノートルダム教会
- ポピュラー音楽博物館(Musée des Musiques Populaires)
- マルクス=ドルモワ通り広場(esplande de l'avenue Marx-Dormoy)