ギャロッピンググース
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ギャロッピンググースは鉄道車両の一種で、アメリカ合衆国のリオ・グランデ・サザン鉄道(RGS鉄道)で使用されたもの。
RGS鉄道は自動車を改造して、線路の上を走ることができるようにした。これがギャロッピンググースで、主に線路の保守作業に使われた。1931年からは、旅客輸送にも使われるようになった。ギャロッピンググースによる旅客輸送は、RGS鉄道が1951年に廃業するまで行われた。
歴史
1931年にビュイック社のマスターシックスと呼ばれる4ドアセダンの車体を流用して作られた。前に2軸の動軸を持ち、後部は貨物や郵便物を運ぶ為、荷台に改造された。
2台目と6台目は2台のトラックから改造された。
その他
特徴的な外観は今尚、根強い人気を保ち、鉄道模型愛好家によって数々の模型が作られている。
ギャラリー
- Galloping Goose 3 under repair at Knotts.jpg
ナッツベリーファームのNo.3
- RidgwayRRMuseum.jpg
リッジウェイ鉄道博物館のNo.1レプリカ
- RGS Goose 2 1940.jpg
1940年のNo.2
- RGS Galloping Goose 2 2008.jpg
コロラド鉄道博物館に保存中のNo.2
外部リンク
- RGS Goose No 5 カラー動画(4分49秒)