北陸重機工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年1月3日 (金) 12:35時点におけるKASEI (トーク)による版 (Category:東区 (新潟市)の企業を除去; Category:新潟市東区の企業を追加 (HotCat使用))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

北陸重機工業株式会社(ほくりくじゅうきこうぎょう)は、新潟県新潟市東区にある、保守や作業用の鉄道車両を製作する企業である。

会社概要

  • 商号:北陸重機工業株式会社
  • 本社所在地:新潟県新潟市東区山木戸7-3-69
  • 資本金:1,500万円
  • 従業員数:40人
  • 設立:1965年11月

主な製品

  • ディーゼル機関車
  • 軌道モーターカー
  • 架線作業車
  • 電線延線車
  • 保線作業車
  • 道床交換機
  • 鉄製トロ
  • 軌陸両用車

内燃機関車の製造販売

ファイル:Tateyama Sabo DL.jpg
立山砂防軌道で使用されている北陸重機製小型内燃機

加藤製作所酒井工作所の内燃機関車事業からの撤退後、産業用・小型内燃機関車及びモーターカーでシェアを伸ばし続けている。また、現在わずかに残存している、森林鉄道や、工事軌道などで、加藤製作所、酒井工作所などで製造された機関車の老朽化などで、北陸重機製のものに置き換えられているケースも存在している。また、廃止された森林鉄道軽便鉄道などで、保存運転を行う際、当時の機関車が、存在しない、または、既に別の保存団体の手に渡っている、歴史的価値などの問題で、動態保存が難しいケースの場合、いくつかの機関車が北陸重機で新造されている。また、遊覧鉄道用の機関車・客車でも協三工業などのメーカーとともにシェアを伸ばしている。

20t級小型内燃機関車については、アント工業に供給され、同社の製品として納入されているものもある[1][2]

脚注

  1. 岩堀春夫『鉄道番外録 5』 ないねん出版、1998年、p.17-p.18(島田駅配置の入換動車の例)。
  2. 『トワイライトゾーン・マニュアル 14』 ネコ・パブリッシング、2005年、p.49-p.51(新幹線総合車両センターの入換動車の例)。

外部リンク