松平乗寛

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テンプレート:基礎情報 武士 松平 乗寛(まつだいら のりひろ)は、江戸時代後期の老中三河西尾藩第3代藩主。大給松平家宗家13代。

2代藩主松平乗完の長男。寛政5年(1793年)10月、17歳で家督を相続した。乗寛が襲封した当時、藩財政は極度に悪化しており、藩士に対して高100石につき1割の上米と、増手当米の支給を停止した。農民に対しては、先納金の借り置きや調達金の元利の据え置き、支払うべき先納金の5年間の再延期を命じた。しかし、天保の飢饉のため効果を上げることはなかった。幕府では寺社奉行を2期勤め、京都所司代を経て老中に就任した。天保10年(1839年)に死去し、家督は長男の乗全が継いだ。

経歴

テンプレート:大給松平家当主 テンプレート:西尾藩主 テンプレート:京都所司代