ロット県
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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox ロット県(テンプレート:Lang-fr-short、テンプレート:IPA-fr、テンプレート:Lang-oc)は、フランス南西部の県。ロット川にちなんで名づけられた。
歴史
フランス革命期の1790年3月4日に設置された83県のひとつである。それ以前はラングドック州の一部であった。1808年、県の南東部がタルヌ=エ=ガロンヌ県として分離した。それまではモントーバンを含むずっと南まで、ロット県の領域であった。
地理
ミディ=ピレネー地域圏に所属し、コレーズ県、カンタル県、アヴェロン県、タルヌ=エ=ガロンヌ県、ロット=エ=ガロンヌ県、ドルドーニュ県と隣接している。
主なコミューン
- カオール - カオール・ワインの生産で国際的に知られる大きな町
- フィジャック - エジプトのヒエログリフを初めて解読したジャン=フランソワ・シャンポリオンが生まれた、中世の面影を残す町
ワイン
カオール周辺で作られるAOCワイン「カオール」は、マルベック種のぶどうから作られる。「カオールの黒」と呼ばれるほど色が濃く、若いウリはヴァイオレットのような独特な香りをもち、タンニン(渋み)が豊富で、フランスで最も個性的な赤ワインの一つである。
ギャラリー
- Cahors - place François-Mitterrand -313.jpg
カオール
- Cahors - Pont Valentré 03.jpg
ヴァラントレ橋
- Saint-Cirq-Lapopie.jpg
サン=シール=ラポピー
- Rocamadour overview.jpg
ロカマンドゥール
- Le Lot Cahors 2.jpg
ロット川