潤井戸藩

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潤井戸藩(うるいどはん)は、上総国(現在の千葉県市原市潤井戸)に存在した

藩史

元和5年(1619年)、武蔵国近江国内に5000石を領していた永井尚政は、上総国市原郡潤井戸において1万石を加増されて合計1万5000石を領する大名として諸侯に列したことから、潤井戸藩が立藩した。尚政は元和8年(1622年)に老中に栄進したことから翌年、遠州山名郡において5000石を加増された。さらに新墾田による所領を合わせて2万4100石を領することとなる。寛永3年(1626年)、父の永井直勝が死去し、遺領である下総国古河藩7万2000石の所領の内、3500石が尚政の弟・永井直清(3500石)、永井直貞(3300石)、永井直重(3200石)の合わせて1万石を分与し、尚政自身は残りの所領である6万2000石ともともとの所領である2万4100石、そして新墾田の所領である1400石の合わせて8万9100石を領する大名として、父の後を継いで下総国古河藩に移ったため、ここに潤井戸藩は廃藩となった。

歴代藩主

永井(ながい)家

譜代。1万5000石→2万石→2万4100石。

  1. 永井尚政(なおまさ)

関連項目