ウリ信用組合
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ウリ信用組合(うりしんようくみあい、우리신용조합)は、北海道札幌市中央区に本店を置く在日朝鮮系の信用組合である。
概要
前身はかつて存在した朝銀信用組合の北海道・東北地区の各信組。バブル崩壊後の金融機関の再編が進むなか、1997年(平成9年)の朝銀大阪の経営破綻を皮切りに、1999年(平成11年)5月には関係する朝銀宮城信用組合、朝銀青森信用組合など全国13の朝銀が経営破綻。ただちに2信組の受け皿として朝銀北海、秋田、岩手、福島の各信用組合を合併して2000年(平成12年)8月、朝銀北東信用組合が発足する。朝銀宮城、青森を吸収合併した2001年(平成13年)11月には朝銀北東をはじめ朝銀中部、朝銀西に対して総額3129億円の公的資金が注入された。
2004年(平成16年)2月、ウリ信用組合に改称。北海道・東北地区に9店舗を展開している。
ウリ(우리)は朝鮮語で「私たちの」という意味。
沿革
- 1955年(昭和30年) - (朝銀福島信用組合設立)
- 1965年(昭和40年)9月 - 朝銀北海道信用組合設立
- 1975年(昭和50年)11月 - 北海道朝鮮信用組合に改称
- 1983年(昭和58年)10月 - 北海朝鮮信用組合に改称
- 1989年(平成元年)10月 - 朝銀北海信用組合に改称
- 2000年(平成12年)8月 - 朝銀北東信用組合に改組(朝銀北海、秋田、岩手、福島の各信用組合の合併に伴う)
- 2001年(平成13年)11月 - 朝銀宮城、朝銀青森を吸収合併
- 2003年(平成15年)2月 - 郡山支店、会津支店、平支店を統合し、福島支店を開設
- 2004年(平成16年)2月 - ウリ信用組合に改称
- 2012年(平成24年)10月29日 - 宮城支店の新店舗開店に合わせて、東北支店に名称を改称。併せて、青森・秋田・岩手の3支店を出張所に降格[1][2]
- 2014年(平成26年)7月7日 - 東北支店秋田出張所を秋田市東通仲町から同中通一丁目(みずほ銀行秋田支店の裏に所在)のビルへ移転し、空中店舗化。
関連項目
脚注
- ↑ テンプレート:PDFlink ウリ信用組合 平成24年9月吉日
- ↑ テンプレート:PDFlink ウリ信用組合 平成24年10月1日