半田剣一

半田 剣一（はんだ けんいち）は計算機科学者で、博士（工学）。産業技術総合研究所主任研究員。多言語情報処理の研究者。1987年にはGNU Emacsを拡張した日本語対応エディタNemacsを公開。多国語対応エディタMuleの中心的な開発者。GNU Emacsの開発コアメンバー。1994年　東京大学 博士（工学）　論文の題は「関係指向の概念形成システムの構築 」。

主な業績

テキストエディタGNU Emacsを改造し、日本語エディタNemacsを開発した。Nemacsはその後多国語対応エディタMuleとなる。Muleの成果はGNU Emacs 21にマージされて現在のEmacsにも受け継がれている。NemacsとMuleは多くのプログラマに愛用されてきた。半田は日本のオープンソース開発者の中でも、日本のソフトウェア開発に最も貢献した1人と言える。現在は産業技術総合研究所において多言語化(テンプレート:Lang-en-short、略:m17n)の研究を推進している。

外部リンク

• Muleホームページ
• https://savannah.nongnu.org/projects/mule
• multilingualizationホームページ - 閉鎖。（2006年7月1日時点のアーカイブ）

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