Muse
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テンプレート:Infobox Muse(ミューズ)とは、MIDI の作成・再生フリーソフトである。加藤一郎が開発した。
2014年8月現在の最新バージョンは、Ver.6.75。
概要
- ドレミの記述を特有の文法に従って、Windows に標準で付属するメモ帳などのテキストエディタで記述すれば、MIDI ファイル を作成できる。鍵盤・譜面モニタ・メンバ一覧を表示して演奏できる。
- Museそのものには音楽を編集する機能はなく、編集をする場合はメモ帳などのテキストエディタが必要となる。
- ほかのファイルと区別するため、Museデータには"*.MUS"の拡張子をつけることが推奨されている。なお、Museからは"*.MUS","*.TXT","すべてのファイル"がオープン可能である。
- Museを使わずに再生するためにはこのソフトで MIDI シーケンス ファイルに変換する必要がある。
- Museデータはテキスト データのため、容量が非常に軽く、メールに添付してもそれほど負担にならない。データの交換などに利用してもよい。
- 文法に則って記述すればよいために記述方法は人によっていろいろである。そのデータの可読性はデータ制作者の技量にゆだねられている。
- Muse ならではの特徴としてカラフルな鍵盤アニメーション、[譜面モニタ]上に絵を描いているデータの存在があげられる。データ内でメンバごとの色を指定でき、それに伴い音だけでなく鍵盤アニメーションや譜面モニタでの絵で視覚的に楽しめる作品が少なくないことがあげられる。
- Muse には、テキスト文字列を表示する部分があり、規定の文法を用いてその部分に文字列を表示させれば、曲名・歌詞他、様々な情報を記述できる。テキスト文字列領域を最大限に利用したデータもあり、テキストをアニメーションのように表示させ、オリジナリティを出す人もいる。また、表示する文字列はフォント指定が可能であり、Museのためにフォントを開発する人も少数ながら存在する。
- LilyPondを介してPDFで楽譜を出力することができる。
- VirtualMIDISynthとの連携で一般のMIDI音源と同等の操作感でサウンドフォントの選択を行うことができる。
- [メンバ色一覧]ではパートごとに演奏するかしないか指定することができるため、メロディ部分を抜いて演奏させれば、カラオケとしても利用できる。
- プログラミング言語のように、データ中にコメントを挿入することができ、データを見やすく、そして読みやすいようにすることもできる。また、特定の文字・記号がコメント扱いになるため、小節線(|)などに利用されている。
記述可能範囲
- 音域:0~127(Ver.5.1xまでは17~112)
- コントロールチェンジ:0~127
- プログラムチェンジ:0~127
- エクスクルーシブ:○
- MP3 ファイルや、WAV ファイルなども再生可能だが、そのデータが重いとパソコンの能力により時間的ずれが発生する。
- mid2musというソフトでMIDIからMuseデータへ変換もできる。入手方法は公式ホームページに記載されている。
Muse関連ソフト
- MusPaint
- Good Night Muse
- Muse Advanced Tag Editor
- MuseStereoFilter
- Muse音長電卓
- BGM小僧
- Muse Visual Editor
- mid2mus実行ツール
- MuseEdit
- Muse Sampler
- Muse Header Project
- Muse Header Tracer
- Only128
- MakeMus3
- Cappella
- MuseConv
- Drums
- SearchMus
- Muse Filer
- MuseScore
- MML2MUS
- Musexec
- RegMuse
- KbMedia Player
- Museビギナー
- Muse2Mp3
- MuseList