ネオニート
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テンプレート:独自研究 ネオニートとは「ニート」の派生語の一つ。ニートのようではあるが一定以上の収入を得ている者のこと。
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概要
『親より稼ぐネオニート』によると、バブル崩壊後、就職氷河期によって厳しい雇用環境下に置かれた若者の中から、企業へ就職することを諦め、自営活動を行い、親や同世代以上の年収を稼ぐようになった成功者たちを「ネオニート」と呼んでいる。
ネオニートと呼ばれる人々は、主にインターネットに依拠した手段で収入源を獲得するテンプレート:要出典。アフィリエイト(自身が作成したホームページやブログなどに広告を出すことで、企業から宣伝費を貰う)をはじめとして、インターネットオークションを利用した転売屋や、オンラインゲームでのリアルマネートレーディングなどがそうした手段として挙げられるテンプレート:要出典。
親からの相続遺産を元手に株式や債券に投じて利息や配当益で暮らす、また土地などの不動産を相続・所有していれば、賃貸料などを収入源として生活に困窮することなく暮らしている一種の不労所得者である。近年はネオニートの不労所得の方法も様々で国外に銀行口座をつくり利息の高い豪州などに預金をする一方で、利息の高い国外の債権に分散投資するなどのポートフォリオ化も進んでいる。FXや国内株式に投じる短期間の有価証券取引額はネオニートの持つ全資産の数十パーセント程度に過ぎず、これらの投資手法は、プロの投資家を抱える金融機関を凌ぐ財テクぶりで際立っている点が注目されている。
関連書籍
- 今一生『親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち』扶桑社、2007年 ISBN 4594052452