SONY ESPRIT
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SONY ESPRIT(ソニー エスプリ)は、1978年に発足したソニーの高級オーディオ専門ブランドである。
生産はすべて手作業で行われ、一台ごとに特性を測定し販売時に添付するなど、採算を度外視したモデルが多い。特にAPMスピーカー(平面振動板を採用したスピーカー)の開発で知られたが、価格が高すぎて売れなかったために解体され、Rシリーズに受け継がれた。また、発足当時は日本国内でもトップクラスの技術力を保持しており、国内のオーディオの水準を大きく引き上げることに貢献した。
後に、「ESPRIT」の名称は、PRO pixy ESPRIT MHC-J970EXに引き継がれた。なお、1965年からラインナップに存在する単品コンポーネントのESシリーズはこれが語源ではなく、"Extremely high Standard"の頭文字を取って"ES"としている。
代表機種
- APM-8 (4Way 平面振動板スピーカー) 1本 1,000,000円
- APM-6 MONITOR (2Way 平面振動板スピーカー) 1本 500,000円
- APM-4 (3Way 平面振動板スピーカー) 1本270,000円
- TA-E900 (ステレオプリアンプ) 600,000円
- TA-E901 (ステレオプリアンプ) 250,000円
- TA-N900 (モノラルパワーアンプ) 一台 250,000円
- TA-N901 (ステレオパワーアンプ) 350,000円
- TA-N902 (ステレオパワーアンプ) 280,000円
- TA-D900 (エレクトロニッククロスオーバーネットワーク) 240,000円
- SE-P900 (ステレオアコースティックイコライザー) 200,000円