まぼろしの世界
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テンプレート:Infobox 『まぼろしの世界』(まぼろしのせかい、STRANGE DAYS)はアメリカのロックバンド、ドアーズの2枚目のアルバム。 1967年10月発売。
この年の1月に発売されたデビュー作の成功によって、バンドは自信を持ってレコーディングにのぞむことができ、より強く彼らの世界が表現されている。このアルバムに収められた曲は、華やかな曲は少ないものの、実験精神に富みながらも、アルバム全体の統一感が保たれている。
ジャケットは、曲芸師の一団が街を練り歩くというもので、他のドアーズのアルバムがメンバーの写真なのに対して、異彩を放っている。ちなみに、ジャグリングしているのはカメラマンのアシスタント、トランペット奏者はタクシー運転手を5ドルで雇って出演させた。
エンジニアはブルース・ボトニック、プロデューサーはポール・ロスチャイルド。レーベルはエレクトラ。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、409位にランクイン[1]。
収録曲
- ストレンジ・デイズ Strange Days - 3:09
- マンザレクのオルガンが曲全体に響き渡る中を、ジムが淡々と歌い上げる曲。後に、マンザレクの手によりミュージックビデオが撮影されている。
- 迷子の少女 You're Lost,Little Girl - 3:03
- 後にクリーガーのソロ・アルバムでも取り上げられた。
- ラヴ・ミー・トゥー・タイムス Love Me Two Times - 3:16
- アンハッピー・ガール Unhappy Girl - 2:00
- 放牧地帯 Horse Latitudes - 1:35
- 月光のドライヴ Moonlight Drive - 3:04 ( 以上LP盤のA面 )
- 元々はデビュー作に収録される予定のあった曲だが、完成に至らず、本作に収録された。
- まぼろしの世界 People are Strange - 2:12
- マイ・アイズ・ハヴ・シーン・ユー My Eyes Have Seen You - 2:29
- おぼろな顔 I Can't See Your Face in My Mind - 3:26
- 音楽が終わったら When the Music's Over - 10:59